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被災地の高校生 イスラエル訪問8月7日 9時38分
宮城県の高校生13人が中東のエルサレムを訪問し、東日本大震災の発生後、直ちに宮城県の被災地に入って医療支援を行ったイスラエル軍の医療チームに感謝の意を伝えました。
イスラエル軍は、東日本大震災による津波で大きな被害を受けた宮城県南三陸町に、震災発生まもない去年3月末に医師や看護師を派遣し、仮設の診療所を設置して医療支援を行いました。
このときの活動に感謝しようと、日本イスラエル親善協会の呼びかけに応じた宮城県の高校生13人が6日、エルサレムを訪れ、医療チームと面会しました。
この中で、南三陸町の志津川高校2年の佐々木真緒さんが代表してあいさつし、「南三陸町の人々はイスラエルの皆さんが助けに来てくれたことを決して忘れません」と感謝の意を伝えました。
これに対して、当時被災地で活動したイスラエル人の医師は、「日本の医師や被災地の大勢の人々の協力によって活動しやすい環境を作ってもらい、感謝しています」と述べ、当時の状況を振り返りました。
浴衣姿で参加した高校生たちは、このあと、童謡の「ふるさと」を歌ったり、医療チームのメンバーらと写真を撮ったりして交流を深めました。
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