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【プロ野球】

小山が5度目の正直へ

2012年8月7日 紙面から

 巨人の小山雄輝投手(23)が5度目の正直に挑む。右足内転筋筋膜炎のため登録を抹消されたゴンザレスに代わり、8日の阪神戦(東京ドーム)に先発することが濃厚に。昨年から4度の先発機会でいまだ未勝利の2年目右腕が、今度こそプロ初白星をつかむ。

 思わぬ形で再びチャンスが巡ってきた。1日の中日戦(東京ドーム)に先発したゴンザレスが右足を痛め17球で降板。離脱した助っ人に代わり、ファームで防御率1・87と好投を続けていた小山に白羽の矢が立った。

 昨年はシーズン序盤に3度の先発チャンスがあったが、一度も5回を投げきることができず。防御率は3・46ながら3試合とも勝ち負けはつかなかった。今季も5月27日の日本ハム戦(東京ドーム)で先発したものの、1回の先頭打者に四球を出して失点するなど不安定な投球で3イニング1失点。2軍に逆戻りとなった。

 だが7月28日のイースタン・リーグのヤクルト戦(新潟三條機械スタジアム)で1、2軍通じてのプロ初完封を果たすなどアピール。再挑戦の機会をもぎ取った小山は「去年は新人で投げさせてもらって甘やかされていた。今年は危機感を持って臨めているし、やってきたことを1軍でも出したい」と意気込んだ。

 ドラフト同期の沢村、宮国はすでにローテに定着していることも発奮材料。「自分は追いかける形なので必死にやりたい」。好投&白星で、2年生ローテを結成してみせる。 (臼杵秀之)

 

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