腕に20回以上、たばこの火を押しつけられるなどのいじめを同級生たちから受けたとして、仙台市の私立高校2年の男子生徒(16)が6日、宮城県警仙台東署に傷害容疑などで被害届を出した。同署は被害届を受理し、たばこの火を押しつけられた現場となった高校近くの建物で写真撮影をするなど捜査を始めた。
生徒や母親によると、生徒は昨年11月ごろから、同級生らの殴る蹴るの暴行を受けるようになった。今年5月下旬には、2年生の別のクラスの男子生徒から、22回にわたって無理やり腕にたばこの火を押しつけられ、いわゆる「根性焼き」をされた。「根性焼き最高」と書いた写真シールも撮らされた、という。