３月11日…東日本大震災






あの日…地震の30分前まで
ｱﾀｼたちは一緒に居た…





彼の車の中で休憩…


最近、地震が多いね。なんて会話も出てた





彼が…
これから後輩が手こずってるから
助けに行ってくる。

そう言って
海側にある仕事場に向かいました。





ｱﾀｼは職場に戻り
同僚とお茶でも♪って思って
ゆっくり休憩してたら…




地震発生






経験したことのない揺れ…

ラジオからは津波が10㍍…






彼の事が心配になって
すぐ携帯を鳴らしました。




既に繋がらない…





周りはパニック…




ｱﾀｼは子供を迎えに行き
自宅に戻りました。





自宅は…
何も変化なく…無事｡






電気もガスも止まり…
日がくれる前に
色々準備して過ごしてました。





夕方には友達が家に駆け込み…
大人数で一夜を過ごしました。





ラジオから沿岸部で数百人の遺体…
〇〇区迄津波到達…




信じられない情報が聞こえてきてました。





〇〇区…
彼の住んでる場所…


沿岸部…
彼が仕事で向かった場所…



涙が勝手に流れて…
苦しい時間でした。




３月12日朝の４時…
彼からの着信




＊＊大丈夫か？
俺はずっと会社に居る。
心配しなくて大丈夫だよ。



そう言われました。




生きてた…
心の安堵感…半端なかったです。




それからのｱﾀｼは
家族…頼ってきた友達…

支えなきゃ…って思いで
食料の調達に食事の準備…
頑張りました。





彼とは
なんとか連絡は取れていて



こんな時だから
無理に逢うことしなくていい



そう言われてたけど



逢いたくて…



旦那に許可をもらって
逢いに行きました。





彼は疲れていてたけど…
ｱﾀｼとの時間を癒しだって言ってくれた。





２週間位したらｱﾀｼも仕事に復帰して
彼とは日中逢えてた。





順調だと思っていたら…





４月末に…
見知らぬ人から、サイト内で
ｱﾀｼにメールがきました。




内容は





彼は結婚してる…
浮気ばかりしてる…




衝撃的な内容だった…



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