JAFが2008年度から毎年、救援依頼を調べている。
全国では前回調査より77件減ったが、熊本は増減なし(前回はワースト11位)。場所や態様の内訳は、セルフ式スタンド4件、有人スタンド2件、自宅1件。「ガソリン車に軽油を給油」が4件、「ディーゼル車にガソリン」2件。「ディーゼル車に灯油」が1件あった。
理由は「軽油が一番安かったから」「自宅にあった農機具用の燃料を使った」など。全国では、ガソリン車のレンタカーを使用した際に、マイカーと同じ軽油を入れたケースや、確認ミスなどが目立ったという。
JAF熊本支部によると、燃料を誤ると、入れ替えは簡単ではなく、エンジンが故障する恐れもある。「赤はレギュラーガソリン、黄色はハイオク、緑は軽油と、給油ホースの色が分けられている。しっかり確認してほしい」と呼び掛けている。(高橋俊啓)
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