以前のブログに、『妖怪人間ベム』が好きだった…と書いたが、今日のニュースevery.で、「妖怪人間ベムが実写化される!」と聞いてビックリ
放送枠は、少年少女向けドラマの王道・土曜9時枠。そしてベムベラベロの配役も見たが…、
ここではそれについてどうこうと語るまい。
ただ感じることは、二次元のアニメを実際の人間に置き換え演じさせることの難しさ。
絵のない小説ならばキャラのイメージは固定されていないし、読者が百人いたら百通りの「絵」が存在するので、融通がきく部分がある。
しかしアニメや漫画はなかなか難しい。
今は、特殊メイクを駆使して原作キャラそっくりにするというのが多い気がする。「怪○くん」とか、「忍●ま」とかね。
一方、マンガそっくりでなくとも、役者さんそのものの魅力と演技力とを生かしつつ、原作の雰囲気を再現していくというのもあるね。
では、私の好きなマンガ『よつばと!』(作:あずまきよひこ)が実写化されるとしたら、どっちかな。
緑の髪と瞳を持つ少女・小岩井よつば。
外国生まれらしい謎多きよつばだが、子供らしいありあまる好奇心と行動力で、周囲の人々をハラハラさせたり、心をなごませたり、ほろりとさせたりしている。
翻訳家の養父・小岩井、その友人で花屋のジャンボ、隣家の三姉妹…などといった、ご近所の人々とよつばとの何気ない、しかし微笑ましい日常を描いた物語だ。
今なら、よつば役は、芦田愛菜ちゃんだろうか。
もし実写化されたら髪は緑にされちゃうんだろうか。不自然に赤い髪だったドラマのエスパー魔美みたいに。
いやここは、メイクに頼らず彼女の演技力でよつばのキャラを作り上げてほしい。
お父さんの小岩井さんは難しいな…ちょっと若くて線が細いが、向井理さんかな。
隣家の三姉妹の長女は優木まおみさん、次女は川島海荷さんか志田未来さん、三女は…大橋のぞみちゃん?
よつばと!ファンからは批判が出そうだな。
難しいなあ、キャスティング。
小説だったらもっと楽な気がするんだけど。
それで、実写化するなら変な泣けるシーンなんか作らずに、つまり、よつばの実の親が現れるとか、急に引っ越すとか…要するにドラマを盛り上げるためだけの、原作にない泣けるエピソード等作らずに、原作そのままのカラリと明るく、淡々としたテイストのままで実写化してほしいのである。
何気ないけれどかけがえのない日常を描いたドラマが、今一番必要な気がするのだ。
というわけで私の実写化してほしい漫画は『よつばと!』である。
余談だが、『よつばと!』以外にも諸星大二郎さんの『栞と紙魚子』を挙げたかったのだが、これはすでにドラマ化されていたのだった。もしかしたらDVDにもなっているかもしれないのだが、あの独特の世界をどうやって実写化したのか…観たいような、観たくないような複雑な気分である。
漫画の実写化は何となく人をわくわくさせつつも、悩ましいものだなあ。