「新日本」(5日、大阪・ボディメーカーコロシアム)
ノアの天才児・丸藤正道が、IWGPヘビー級王者・棚橋弘至との死闘を制した。両者の対戦は、03年12月9日のU‐30戦以来、8年8カ月ぶり。棚橋は丸藤の足、丸藤は棚橋の首に狙いを定めて、多彩な技の応酬を繰り広げた。最後は棚橋のハイフライを丸藤がジャンピングニーキックで迎撃し、タイガーブロウジョンから片エビ固めでトドメを刺した。丸藤は「もう1回やりたれば、IWGPのベルトを巻いてこい。オレが目指すGHCへたどり着くキッカケになるなら、やってもいい」と棚橋を挑発した。