| そろばん日本一を決める「2000年そろばんグランプリ・ジャパン」(主催:日本商工会議所・各地商工会議所・日本珠算連盟)が7月23日、東京・品川区の日産スポーツプラザで開催され、地方予選(参加総数5,012人)を勝ち抜いた代表300人が参加した。そろばん技能の修得は、計算能力の向上のみならず、暗算力、数学的思考力、集中力を養成することができ、またわが国の文化としても深く根ざしていることから、そろばん技能を次世代へ継承し、さらなる振興と発展をはかることを目的に、毎年開催されている。 グランプリでは、乗算、除算、暗算、見取算、伝票算の五種目で争われる個人総合競技、読上暗算と読上算の種目別競技、リレー方式で行われる団体戦の都道府県対抗競技が行われた。ジュニア部門は宮城県の渡辺 紗知さん、スクール部門は同じく宮城県の土屋 宏明君、シニア部門は京都府の波多野 優香さんがそれぞれグランドチャンピオンに輝いた。 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
また、都道府県対抗競技では、大阪府が宮城県との接戦を制し優勝した。種目別の読上暗算競技では、埼玉県の篠塚 二朗さんが、読上算競技では、道央地区の奈良 晴洋さんが、それぞれグランドチャンピオンに輝いた。
最年少参加者は、神奈川県の仲原 理紗さん(8歳、小学3年)、最多出場は、宮城県の柳 雅裕さんの23回となった。
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||