MARIのブログ

ブログの説明を入力します。


テーマ:
さて、自宅に戻りみんなに避難することを告げました。先に三女、父母の3人で、自宅から一番近いK小学校に避難することにしました。父母は毛布などを持ちたがりましたが、身体の不自由な2人が水の中を渡るのは大変なことなので手ぶらで避難するように言いました。水に浸かる道路は、あちこち陥没して、瓦礫はいたるところに散乱していて、折れた電信柱の電線が水に漂っているのです。道路の真ん中には屋根が塞いでいるのでその上を通り、向かい側に行かなければならないのです。三女に父母を頼み先に逃げてもらいました。
私は魚屋さんに手伝ってもらい祖母を避難させることにしました。魚屋さんはシーツを割いておんぶひもを作り祖母をおんぶしました。ぬかるんだ畑をやっと渡りました。魚屋さんはご近所の男の人達に声を掛け、流れて来たコタツのテーブルに祖母を寝かせて運ぶようにしてくれました。四隅をみんなで持ち平行に保ちながら水の中を渡り、屋根もゆっくり、ゆっくりと渡り切りました。やっと向かい側の水のないところまできて安心しました。みなさん、特に魚屋さんには感謝、感謝です。それからみんなが待っているK小学校まで祖母に合わせながらそろり、そろりと歩き、やっと着きました。体育館は避難してきた人達で溢れていました。三女、父母と校舎の教室に行ってみました。教室も満員状態でしたが椅子に腰掛け、ストーブで体を温めました。ジーンズも濡れていてとても寒かったので。避難してきた人の中には食料や毛布などを持ち込めた人もいました。K小学校は比較的被害が少なかったので自衛隊のヘリが校庭に物資を何度も運んできました。缶詰めの五目ご飯をもらいました。1缶を3人で分けて食べるように言われたのに、やっぱり自己中の欲張りなヤツがいて、3つも4つも取るのです。それで足りなくなり、食べれなかった人もいるのです。ホントに大馬鹿野郎です。

Amebaおすすめキーワード