【ハウツー】

Gmailを使ってPCをリモート操作する方法

      [2012/08/04]

    Windowsマシンをリモートで操作する方法はいくつもあるが、「sRemote」というツールではGmailのアカウントを用いて、簡単にWindowsマシンを操作することが可能だ。ここでは、sRemoteの使い方を紹介しよう。

    sRemoteは、あらかじめ設定しておいたGmailのアドレス宛てに、コマンドを指定した題名のメールを送ることで、Windowsマシンをリモートで操作することを可能にするツールだ。例えば、「マシンのログオフ/再起動/シャットダウン」「プログラムの実行」「ファイルのコピー/移動/削除」「ログの作成」「pingの実行」「メールの送信」「スクリーンショットの撮影」などが、リモートで行える。使えるコマンドは以下のとおりとなっている。

    screenshot();
    shutdown();
    logoff();
    restart();
    abort();
    run(program,parameters);
    wait(seconds);
    play(path);
    msg(text);
    log(text);
    exit();
    beep();
    forceshut();
    mail(sender,password,receiver,body,subject);
    processes();
    ping(address);
    getfile(path);
    delfile(path);
    deldir(path);
    uptime();
    copy(oldpath,newpath);
    move(oldpath,newpath);
    help();

    sRemoteのインストールプログラムは開発元のVenusSoft CorporationのWebサイトからダウンロードできる。exeファイルを実行するだけで、インストールは完了する。以下がメイン画面だ。画面下のメニューに「Gmail Settings」という項目があるので、ここでコマンドを送信するGmailアドレス、そのGmailアドレスのパスワード、返信用のメールアドレスを指定する。

    sRemoteのメイン画面

    Gmailのアドレスを設定する画面

    PCをリモートで操作する際は、Gmailアドレスに対し、件名に「Gmailのパスワード;コマンド」を指定して、メールを送信すればよい。以下の画面は、スクリーンショットを撮影するコマンドを送信するためのものだ。複雑な操作はできないが、ちょっとした操作をリモートから行いたい時に、sRemoteは役立つだろう。

    sRemoteにリモートでスクリーンショットの撮影を指示するメールを送信する画面

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