'12/8/6
オスプレイ反対で沖縄と連帯
岩国市の米海兵隊岩国基地に搬入された垂直離着陸輸送機MV22オスプレイの沖縄配備反対を訴える集会が5日、同市麻里布町の市福祉会館であった。JR西日本労働組合(JR西労)などでつくる「8・5沖縄県民大会と連帯する会」が主催した。
組合員ら約200人が集まった。森本敏防衛相のオスプレイ試乗について、JR西労の田村豊・中央執行委員長は「試乗は、国民の声を無視したパフォーマンスでしかない。われわれの思いは沖縄と同じ。岩国から配備阻止の声を上げていこう」とあいさつした。
地元で反対活動を続ける市民や住民団体も参加。田村順玄市議は「わざわざ試乗する必要があったということは、本当に危険だと証明したようなもの」と指摘した。
最後に「普天間基地配備阻止」「軍事飛行訓練反対」などの集会アピールを採択。「オスプレイは帰れ」などと叫びながら、会場からJR岩国駅まで約500メートルをデモ行進した。
【写真説明】「オスプレイは帰れ」などと叫びながらデモ行進する参加者