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「日本再生戦略」で首相が視察8月5日 20時33分
野田総理大臣は、エネルギーや医療などの分野に予算を重点的に配分し、経済成長を目指すとした「日本再生戦略」を決定したことを受けて、岡山市の医療機器メーカーなどを視察しました。
政府は、先週、エネルギーや医療・福祉などの分野に予算を重点的に配分し、2020年度までの平均で実質2%程度の経済成長を目指すとした、「日本再生戦略」を閣議決定しました。
これを受けて野田総理大臣は、5日午後、岡山市と広島県福山市を訪れ、このうち岡山市の医療機器メーカーの工場では、およそ90%を輸入に頼っている人工関節について、骨のサイズなどが外国人とは違うことから、日本人の患者1人1人にあわせて製作している様子を視察しました。
また、野田総理大臣は、広島県福山市にある消費電力の少ない「LED照明」の工場を視察し、担当者から、用途に合わせてさまざまな色や明るさの照明を開発していると説明を受けました。
野田総理大臣は、視察のあと記者団に対し、「日本の誇るものづくりと医療施設が密接に連携すれば、間違いなく成長産業が生まれるという予感を持った。LEDの導入率を高めるため公的な部分から率先して技術を生かしていく姿勢が必要だ」と述べ、再生戦略の実現に全力を挙げて取り組む考えを示しました。
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