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浜田幸一元衆議院議員 死去
8月5日 12時50分

浜田幸一元衆議院議員 死去
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「ハマコー」の愛称で知られた、元衆議院議員の浜田幸一氏が千葉県内の自宅で亡くなりました。
83歳でした。

浜田氏は、昭和3年に現在の千葉県富津市で生まれ、地元での青年団活動や千葉県議会議員を経て、昭和44年の衆議院選挙に自民党公認で旧千葉3区から立候補し初当選しました。
その後、昭和48年に、中川一郎氏や渡辺美智雄氏、石原慎太郎氏らと共に、派閥横断の政策集団「青嵐会」を結成し、アメリカを始めとする自由主義諸国との連携の堅持や、自主憲法の制定を訴えました。
浜田氏は、「ハマコー」の愛称で知られたほか、昭和54年の「四十日抗争」と呼ばれた自民党の党内抗争では、反主流派が築いたバリケードを強行突破する姿が、テレビで繰り返し流され、武闘派と呼ばれました。
また、昭和55年にはラスベガスのカジノでの賭博行為が発覚し、議員辞職に追い込まれるなど、発言や行動が物議を醸すことが多く、合わせて7回、当選しましたが、閣僚を経験することなく、平成5年に政界を引退しました。
政界引退後も、テレビ番組に出演したり、ツイッターで積極的に発言したりする一方、知り合いの会社から借金をした際に担保にした株券を無断で売却したとして、おととし8月に背任の罪で起訴されていました。

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