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ネギま SS


「ネギま」の二次創作SSの簡単な感想・紹介ページになります。


#検索やリンクで直接このページに来た方へ#

このページはネタバレ微妙にあり、箇条書き気味の感想・紹介になります。
まずは1ページ前の簡易詳細ページをご覧下さい。





注意:

あくまでも自分が好きなSSです。
もし皆さんの感性・趣味趣向に合わなくても
作者様に迷惑をかけないように。荒らし、ダメ、ゼッタイ。
 
 


タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
闇の福音と幻獣使い
〜2人の吸血鬼〜
朧識 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識あり
オリジナル主人公
エヴァ
刹那
茶々丸
真名
削除
  感想

 名前はメフィスト・マクダウェル。

 転生にあたり、神様に頼んで性能はチート気味。

 気はラカンの10倍 魔力はナギの10倍。
 肉体は吸血鬼の真祖。
 王の財宝《ゲート・オブ・バビロン》利用可能、真名開放 etc.etc...


 初期設定を真祖にすることだけは出来ないということで、
 原作設定を踏んで真祖になることに。
 そのため、エヴァが真祖になる時代からのスタートになります。


 因みにエヴァの兄としての転生。歳の差は6歳!
 メフィストを慕うと同時に、原作では見られない弱々しい彼女がGOODO。


 主人公の性格ですが、天上天下唯我独尊と作者さん記述がありますので、
 そのへん苦手な人はNGかもしれません。
 ただ、エヴァや気に入った人間に対してのみ気を許し、
 それ以外は眼中に無いって感じの性格は個人的には好きです。
 #どちらかと言えば、唯我独尊よりクール系のが良いですがw


 また、転生チートものの通例といいますか、とんとん拍子で都合よく進みます。
 山アリ谷アリな作品を求める人はそもそもチート系を見ないと思いますが、
 そのへんのシナリオ構成を求めている人も回避推奨かも。
 因みに過去編では違和感あるかもしれませんが、
 現代編にもなると清清しいまでのチートっぷりが逆に気持ちよくなります。


 幼少エヴァが可愛い過ぎる不具合ですが、
 当然のように仮契約もメフィストと行います。
 メフィストがマスターかと思いきや、逆なんですねw

 エヴァの妹っぽい口調も、メフィストの提案でこのあたりから原作チックに。
 残念な点としては、若干順応が早すぎるところ。
 えらそうに喋ろうとして上手く喋れないとか、
 そういった「萌えチック」なイベントがはさんであったら良かったです。



 大戦をはさんで現代に…


 因みにエヴァは原作通り、登校地獄の呪いを食らいます。
 メフィストがナギに頼んでっていう原作とは違う展開になりますが。
 ですのでエヴァはナギに対して好意を持っておらず、
 あくまでもメフィストラブです、ひゃっほー。


 ナギとの約束も終わり、ネギが麻帆良学園に。
 メフィストはネギが受け持つ2-Aの副担任として就任することに。
 ああ、しかしエヴァは可愛いなぁ… 現代編の第拾漆話は是非見るんだ!
 茶々丸も良い味を出しています。

 メフィストの超が付くほどのシスコンっぷりもニヤニヤが止まりませんw
 此方はネギVSエヴァの第弐拾肆話!


 主人公がチートすぎるところはありますが、
 物語構成、表現も上手く、続きが気になる良い書き方。
 主人公が思うままに暴れまくりニヤニヤする展開等面白いです。
 キャラの台詞回しも原作と違和感が無いのが良いですね。


 チート主人公×エヴァのカップリングが問題ない、
 ネギが立てるフラグを何本かへし折っても問題ないって人はオススメ。
 ヒロインはメインがエヴァ、対抗馬が2-Aの裏社会に通じている面々です。


 残念な点は後半が駆け足気味なところです

 面白い作品なので残念…
 最後も盛り上がったところで終わってしまいますし…

 作者さん曰く、間を空けてから次を書くそうなので、期待したいところ。

 2012/03/15 にじファン二次創作規制により削除。




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
樹木の王 リンクス 氏 ★★★★★ ○○を応援〜
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識あり
オリジナル主人公
エヴァ 夕映、真名
ブリジット
完結
  感想

 植物をこよなく愛し、堅気じゃない外見なのに
 花屋を経営する主人公、村雨 樹(以下ムラサメ)。

 神様の手違いで死亡してしまい、その代わりということでチート能力にプラスして、
 植物を自在に操れる能力を得てネギまの世界に転生

 しかし、植物を操る得点のせいで左手が樹になってしまい、
 人というカテゴリーを外れ、不老設定になります。
 また、植物と会話も可能にという能力も追加。


 因みにムラサメ、原作も知っており、
 ネギのことが嫌いと公言している辺り個人的に好印象だったりw



 神様の好意(?)で訓練等もかねて、原作の600年前に転生。
 転生した時期からも分かるとおり、一番最初に出会うのはエヴァ。

 まだ真祖に成り立てで、魔法の矢しか撃てない彼女を保護、同居。

 ここでまずムラサメが思うことが「フラグを立ててやろう」
 といった原作知識あり転生モノにありがちな思考ではなく
 「エヴァに畑仕事の楽しさを骨の髄までしみこませる」
 という性格が斜め上に現れた思考なのがGOODw



 その後、数百年同居しますが、
 エヴァが身を守れるようにと魔法の訓練をする一方で、
 ムラサメはコーヒー豆の品種改良に勤しむ
という、
 こらまた性格が分かる展開に。



 ムラサメとエヴァの関係も恋人というより同居人ですが、
 「一緒に居られて楽しい」という感じで微笑ましくてニヤニヤしちゃいます。
 フェイトとの出会いにより、拠点を日本に移します。とうとう原作舞台に。

 麻帆良が出来る前に世界樹周辺を家にする辺り、
 着実に原作に絡む準備が出来ている感じでさらに楽しみに!




 その後、魔法世界で戦争が発生。

 戦争により多くの植物が犠牲になるのを防ぐ為に魔法世界に行く事に。
 ここでも「植物>人間」な姿勢なムラサメですので、
 人によっては違和感があったり、受け入れられないかも?


 しかし戦争に対し武力介入を行う
 ソレスタル○ーイングみたいなことをしていたら賞金首に…

 しかも戦争から帰ってきて見れば、麻帆良学園が出来ていており、
 所属するする教員は皆正義馬鹿という事態に。


 因みに分かる人にしかわからないと思いますが、
 所々で「トリコ」ネタが入っていますw

 エヴァが学園に通うイベントは呪いではなく、裏関係者が1つのクラスにまとまるので、
 監視や補佐の意味も込めてムラサメの変わりに通うよいう設定。


 同時にムラサメは学園そっちのけでお店を開きます(オイ



 残念な点としては、
 個人的にはエヴァとはもっとラブラブしてて欲しかった…
 600年も一緒なんだし、もっと進展あっても良いんじゃないだろうかw
 後はエヴァが入学してから1年間、一切学園生活の描写が無いのも残念。


 しかしムラサメとの時間を「至福の時間」というエヴァが可愛すぎる…
 もっと自分をプッシュするんだプッシュ!(ぁ

 あ、でも何とか意識を自分に向けさせようとするエヴァはGOODw
 修学旅行編とか良いですね。


 後は、

 敵役のフェイトやアスモデウスとも友人関係

 な設定も面白いと思いますw



 結構強めな、アンチネギですので注意。
 …まあこの手のSS見る人は軒並みアンチだとは思っていますが念の為。

 また、途中から畑を耕したり〜ってノリが薄くなったのも少し残念。


 不老チート主人公+エヴァという設定はチラホラありますが、
 本当に楽しそうにやっている感じでGOOD。

 作者様の文章も面白いですし、ニヤニヤが止まりません。
 チート転生×エヴァ+αのカップリング、
 ネギ嫌いというものに抵抗が無ければお勧め。

 フェイト側の原作敵面々からも慕われる、友好的という
 一風変わった作風なので是非!


 にじファン著作権騒動にて、にじファン→○○を応援・支援するHPへ移転




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
魔法先生ネギま!銀の風が吹く 珈琲時間 氏 ★★★★ Over The
Rainbow
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識なし
オリジナル主人公
テオドラ
エヴァ
明日菜、真名
あやか
連載中
  感想

 主人公コンセプトは最強では無く最堅との作者さん談。
 オリキャラが多いのも特徴。

 巫女守として生活していたものの、死亡した柚木宗一郎。

 「願いを聞いてくれれば二度と巫女に会えない代わり巫女の命は保障する」
 という契約を持ちかけられ、『ネギま』という漫画に近い世界に転生。
 この時「焼き鳥なのか?」という主人公から分かる通り、原作知識はありません。


 神様からの得点としては、
 核鉄の心臓と真祖の体+武装錬金の能力。

 真祖というところからも分かるように、最初に出会うのはエヴァ。

 丁度魔女狩りに追われていた真祖に成り立ての彼女を
 スマガ的登場で華麗(?)に救出

 自分と同じ存在である宗一郎に依存し甘える彼女が何と可愛らしいことかw
 成り立てなので歳相応で無垢な性格です。

 しかし段々原作と同じような性格、口調になります。


 残念なところとしては、
 これだけ一緒にいるのにエヴァはヒロインではないというところ。
 作者さんがメインヒロインはテオドラって言い切っちゃってますしorz



 その後、魔法世界に入り、テオドラと顔見世程度に出会います。
 しかし、数年後大戦が勃発してしまい、エヴァとチャチャゼロは旧世界に、
 宗一郎は魔法世界にと離れ離れに。

 取り残された宗一郎はテオドラに助けを求めることになり、
 帝国側のテオドラ配下としてナギ達と敵対することに。

 様々なイベントを得て、テオドラに好意を抱きます。(エヴァはどうした!!)
 彼女に真祖であることを明らかにするシーンはとても好き


 「ネギま」の最強系作品ではフラグ立てまくりのハーレム系も好きですが、
 このような一途な主人公もも悪くありません。性格も真面目系ですし。
 でもエヴァも…(しつこい



 旧世界でエヴァとも再会しますが、
 テオと婚約しているという噂を聞いたからかネジが飛んでおり可愛らしいw

 またアスナは明日菜とし、
 宗一郎の義理の娘的な位置付けにするのも独自設定で面白い。


 あ、因みに宗一郎は明日菜とエヴァからロリコン扱いされてますww


 明日菜はエヴァを宗一郎の愛人と思っており、
 友人のテオの為にエヴァ×宗一郎を避けようとする様もGOOD。

 エヴァや明日菜も学園に通いますが、宗一郎は寮監というポジション。
 学園といっても原作面々は登場しません。
 その間、原作キャラの関係者や幼少ヒロインと友好を深めたりします。
 やっぱりロリコn(ry


 後、明日菜さん?貴方確かテオとの仲を応援するとか言いつつ、
 いつの間にか「宗兄は私が貰う」とか言ってません?

 いいぞ、もっとやれ!



 因みに明日菜ですが、
 他の原作キャラが中学生になる頃には大学生になっており
 タカミチと同年代、かつ教師になります。
力の序列は明日菜>タカミチ。

 また性格も原作のような元気一杯お馬鹿ではなく、
 アスナ姫の性格を一部残した元気はあるものの、少しクールな性格。

 更にはエヴァも1年毎に見た目が成長するようになり、彼女も教師に!

 このあたりも二次SSならではという設定で面白いです。
 過去編最後の見せ場は復讐者集団による襲撃事件。




 その後は現代編に。
 ネギの代わりに1-Aの担任になりますが、
 やはりエヴァや明日菜が居ないクラスというのは変わっており新鮮

 っていうか、宗一郎的には婚約しており一途なはずなのに、
 周囲からのモテっぷりが今まで見た作品のなかで
 トップクラスといわんばかりのラブジョワ体質なんですが…


 暫くするとネギ来襲。

 因みに明日菜が生徒でなくなっている代わりに、
 アーニャが生徒として来ます。ドタバタっぷりが面白いw
 ただもちっとアーニャも前面に出して欲しかったかな〜

 そしてネギの思想…というより、学園側のネギへの対応は好印象。
 宗一郎のネギへの対応も好印象w


 上のほうでも書きましたが、主人公は一途ではありますが、
 周りの面々からは他の作品以上に好意を寄せられる作品。

 ラブジョワです。男の敵ですがニヤニヤしちゃいます。


 作品独自のキャラ構成、設定も面白いので、
 モテモテ、チート系作品が好きな人はオススメ。
 シナリオも上手くまとまっており、
 読みやすいですし見ていてニヤニヤするシーンが多いです。

 メインヒロインはテオドラで結婚もしている状態ですが、
 大半を占める学園パートではほぼ空気。
 学園側だとヒロインクラスはエヴァ、明日菜、
 そしてチート主人公作品では高確率で知り合いになる真名。
 特に作者さんは褐色好きらしいので、彼女は優遇されています。

 二次SSらしい、独自のキャラ立ち居地が魅力的な作品です。
 にじファン著作権騒動にて、にじファン→Over The Raindowへ移転




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
双子の弟は魔法忍者 稲中卓球部 氏 ★★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識あり
オリジナル主人公
テオドラ
エヴァ
明日菜、真名
あやか
削除
  感想

 転生モノで主人公最強系。
 一部「魔法少女リリカルなのはA's」とクロスオーバー。


 家族や友人に愛されつつも、病気により生涯を終えた主人公を
 不憫に思った神様が力を与えてネギまの世界に転生。

 名前はアスカ・スプリングフィールド。
 そう、ネギの双子の弟として転生するわけですね。

 転生得点はNARUTOの三大瞳術
 更には従者として作中最強にして主人公至上主義、
 個人的に大好きな性格に該当する九尾の狐、玉藻が付きます。


 女性には優しいものの、男性には親しくないと冷たく、一線引く性格。

 因みに野菜坊主の弟なので、ショタボーイ(ただしグラサン付き)。
 双子と言っても母親似なのでアリカに似た外見。
 同年代でもせめて身長が高いとかならな〜…
 むしろ兄とかだったらな〜と思ってやみませんw
 自分ショタ余り好きじゃないので。アスカの性格は好きなんですがね==;


 ただ、サウザントマスターや立派な魔法使いを否定しており、
 そのせいでネギと仲が悪い
って設定はGOODすぐる。
 また、薬味小僧との確執だけでなく、
 アーニャともとあるイベントで確執があるのが面白いです。


 ネギの行動に対してのアンチテーゼ的な内容を双子の弟を通して描いており
 原作アンチだった人は問題なく読めて楽しめるのではないでしょうか。
 主人公の性格、行動理念はかなり好きで、
 オリ主人公の原作介入作品の中ではかなり好きな部類いに入ります。


 魔法学校卒業後はネギと一緒で「日本で先生」をすることに

 因みにアスナや木乃香と同居になります。原作ネギポジションです ね。
 そしてネギよりも前に学園に行くので、
 2-A面々と早々に友好関係になるという展開も○。

 ヒロイン視点の部分もあるので、彼女達の内面も分かり良い感じです。


 その後、なのは世界(原作とは別の平行世界)とクロスオーバーイベント
 このあたりは人によって好みが分かれるかと思います。

 イベントによりリインフォースが仲間になります(てれってって〜♪)
 基本的に外に出てこず、玉藻同様、アスカの中に居る感じですね。
 内面で会話する3人はかなり好きだったりしますw
 アスカの愚痴に対して2人がフォローするとか、気遣ったりとか!


 数ヶ月前にやってきたアスカとは違い、ネギの登場は原作通り。
 確執のある兄に対し、どのように接するか。
 原作展開に対し、どのような対策を取るか等イベントがあり面白い。

 同時に、先にアスナと仲良くなっているので、
 歳相応に子供っぽいネギに対しての評価が下がるってのもGOOD。
 自分、アンチネギですので。
 何だかんだでネギの失敗をフォローするアスナも面白いです。


 しかしエヴァの吸血鬼事件の一件で…


 まだ原作序盤、今後の展開が気になる作品。
 書き口も面白いのでアスカの立ち居地や歳に問題がなければオススメ
 原作を少しずつ変えつつ、オリジナル展開も交えたオススメ作品です。

 現在改訂版があり、この紹介は改訂前になります。
 2012/01/11 諸事情により作者様が削除。 残念です…
 →作者様Blogにて「飛鳥物語」で再開。ただし内容は大幅変更。




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
魔女と槍兵とチートが
ネギま!で無双
カモネギ 氏 ★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知識あり
オリジナル主人公
千雨、桜子、
アキラ
?? 削除
  感想

 転生モノで主人公最強系。
 「Fate」「禁書」とクロスオーバー。

 捨てられ、死んでしまった「命という枠」に主人公が転生。
 なので主人公が命(朱雀)として第二の人生を歩みます。

 転生得点は「型月に出てくる設定を任意に自分に付与し、魔改造可能」
 初期の主人公ステータスはアーチャー。その後、魔改造を行い
 最終的に様々な能力を保持したセイバーという形で落ち着きます。
 「十二の試練」と「無限の剣製」が装備宝具で、結構なチート性能w


 その後、使い魔としてキャスター、メディアを召還。
 召還されるサーヴァントですが、「原作」ではなく
 「主人公が思っている」サーヴァントが召還されるという設定。
 原作だけでなく、アンソロやHollowのイメージが強いと、
 そういった性格が反映されるんですね。メディアもHollow仕様

 タイトルから分かるとおり、ランサー、ディルムッドも召還されます。
 メディアがHollow仕様に対し、ディルムッドは真面目で「騎士」って感じ。


 最初の行動としては、仮に魂は死んでしまったとは言え、
 主人公が変わりに「命」という人間になった為、
 入れ物がなくなった「本来の命」の「容れ物」を作ること。
 主人公の人のよさが分かるイベントです。

 しかし、主人公がディルムットに命じるシーンは凄い好きなんですがw


 幸運Aのおかげでラッキーイベントが連発し、麻帆良学園の初等部へ入学。
 原作メンバーと同級生なので初等部でも原作の面々と知り合います。
 千雨との会話シーンもGOOD過ぎます。

 主人公が特殊性癖(中二病)だと勘違いし、フォローしたり、
 「一時的だから少しずつ治していこう」とか言うあたり、見ていてニヤニヤw

 幼少時のフラグは千雨、本屋?、桜子、アキラ。
 撫でポ、グッジョブ ・w・)b+


 ネギ弱体化のためにネギ村襲撃事件に介入等
 原作イベントブレイクも良い感じに行っており、
 原作介入を根元の部分から行作品が見たい人にはオススメですね。

 大戦時の介入は多いですが、ネギサイドに介入って少ないですし

 因みに主人公自身もクラスを変えることで姿や口調が変わります。
 デフォルトはギル容姿の普通の性格ですが、
 アーチャーにクラスを変えるとそれっぽい口調、容姿になったり等。


 中学ではヒロイン勢は女子中等部に対し、主人公は男子中等部に。
 強引に女子中等部に入らないのはある意味好印象

 吸血鬼イベントではVSエヴァ。エヴァすきーとしてはちょっと残念無念
 主人公はエヴァを毛嫌いしているので扱い酷いですし==;
 エヴァがヒロイン候補じゃない作品なんてっ(オイ


 しかし魔法先生と敵対するのではなく、
 一時的に麻帆良そのものと敵対するという展開は斬新
 マスコミリークとか原作ではありそうでなかったですしね。

 やや残念な点は、主人公は男子なので、当然のように別の学校ということで
 本来原作にあったような嬉し恥ずかしのイベントが少ないところですね。


 京都修学旅行以降、作品としては加速。 
 ネギサイドが千雨を魔法関係者と疑ったり、
 容赦のない行為をする主人公サイドに苦渋を示したり、
 逆に主人公サイドも暗躍したりと読めない展開で面白いです。


 たまに別キャラの一人称視点になりますが、
 side○○とか、○○視点といった描写がないのでちょっと分かり辛いかな。
 #side○○表現を嫌いという人も居るらしいので、配慮かな?


 原作ブレイクの物語展開やニヤニヤしてしまうイベントだけでなく、
 血縁者がらみのシリアスな展開もあり、バランスが良い作品。

 チート主人公、原作アンチ、そして暗躍主人公に問題なければお勧め。

 後はヒロイン候補にこだわらない人。
 選択ヒロインは良いですが、それ以外やエヴァの扱いはよろしくないので、
 そっちがヒロインじゃないと!って人は評価下がるかも。

 因みに出番としては千雨が一番多く、アキラや桜川が次点。

 にじファン著作権騒動にて削除。移転予定あり?





タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
魔法先生は魔鳥と一緒 深海 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知識ややあり
オリジナル主人公
アリカ、エヴァ
さよ
アスナ、刹那 削除
  感想

 転生モノで主人公最強系。
 原作知識あり(ただし1巻のみ)。

 模型が好きな主人公、沢村鋭太郎は
 神様の好奇心により死亡してしまい、ネギまの世界に転生。
 転生得点は能力強化とトレジャーハンターのチョコボ1匹。

 また、地の属性が付加されている為、体が植物の因子を有していて
 植物を体から出すことが出来るという能力も持っています。
 光合成は出来るので、食べなくてもOKという植物人間w
 同じくネギまの二次SS「樹木の王」に似ている固有能力です。



 転生していきなり学園…ではなく、エヴァの真祖化と同年代。
 教会に寄付しないと治療も受けられない環境を嘆き、
 能力で治療したり、死に掛けな人に遺言を残す時間を作ったりしてる内に、
 周りからは死神(おむかえ)、幽霊走者と呼ばれるように

 ただ大きく行動をし続けた為、教会から手配が掛かることになり、
 更には魔法使いの参加に入る事を拒んだ為、彼らからも攻撃されることに。


 魔法使いや賞金稼ぎから逃れている最中に、
 同じく魔女狩りに会っていたエヴァと知り合い保護をします。
 歳相応かつ礼儀正しい、兄や親に甘える子供のようなエヴァが可愛らしい

 その後は魔術師を返り討ちにして魔法を覚えますが、
 回復魔法が殆ど覚えられなかったので有効な回復魔法を覚える為、
 正体を隠し、魔法世界アリアドネーで回復魔法を学びます。

 本来はエヴァは女子寮に入るはずのところ、演技にて家族寮で同居することに。


 アリアドネーでも100キロ箒レースがあったり、
 イベントが沢山あり見ごたえ十分ですし面白い!
 原作の学園に入る前に、魔法世界でエヴァと2人通うって展開も
 エヴァ好きにはたまりません。エヴァがお兄ちゃん娘になってて可愛いし!w


 鋭太郎はチート系の主人公の中では稀有な性格じゃないでしょうか?
 敵は潰しますが、治癒に特化しており、更には虐げられる人を助けたい、
 笑って逝って欲しいと思うあたり、大人で優しい感じがします。


 鋭太郎はNPOとして動いたりしますが、暫くしてから旧世界の日本へ。
 次に出会う原作キャラが「相坂さよ」ってのも変わってますね。

 その後、連合VS帝国の戦いが激化し「赤い月」として活躍をします。
 戦火に飲まれた人を救うだけでなく、
 連合、帝国問わずに負傷者を片っ端から確保し治癒するという展開はGOOD。


 更にはアリカ姫はナギとくっつかず
 ヒロインに格上げされるという原作ブレイクっぷり。

 そこに痺れる憧れる!!!



 …あれ?ネギはどうなるんだ?



 だんだんエヴァがヒロインから遠ざかるのが悲しいところではありますw

 その後はアリカやアスナと共に旧世界。
 また麻帆良学園に行く際にエヴァとも遭遇。

 さよと本契約をしているだけではなく、エヴァというものがいながら
 アリカ、さよとの間に子供まで出来ておりエヴァのネジが数本飛び、ひと悶着w

 麻帆良では初期養護教諭として行動します。
 ここから少しずつ原作に絡んできますが、ドタバタが多くて面白いです。


 ネギ坊主?どうでもいいっす(ぁ

 原作1巻のような出だしで遭遇しますが、ネギ包囲網といいますか、
 皆主人公にぞっこんで、主人公>超えられない壁>野菜なので、
 別の意味でニヤニヤしちゃいますw


 メインヒロインは3人、エヴァ、さよ、アリカ。

 大きく原作改変をしている作品の一つ

 アリカがナギと結婚しなかったり、さよが肉体を得たり、
 エヴァがブラコンだったり、刹那がファザコン(義父は主人公)だったり、
 関東魔法協会の面々と鬼連中が仲良かったりと原作と全然違うので、
 カップリングを1秒で了承出来るようでしたら一読の価値あり


 やはりエヴァとは途中別れるイベントがあるせいか、
 付き合いは長いもののメインになれませんよね… 何故だ…
 立場的にも外見的にも妹としか見られないのが問題なんでしょうか==;

 2012/03/15 にじファン二次創作規制により削除。




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
魔法先生ネギま
〜幻想に生きる者
あいあむ
ウィーゼル 氏
★★★★ 個人HP
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識なし
オリジナル主人公
衣玖
レイヤ(オリ)
エヴァ、さよ 連載中
  感想

 神様の不手際で転生というのはありがちですが、
 妹(玲夜)とセットで死亡し転生というのは珍しい。
 更にははた迷惑な上司天使が逃げ出し、
 封鎖領域という天使では手出しが出来ないことをしてしまったので、
 上司天使をとっ捕まえる為に該当世界に転生。

 しかし妹である玲夜とはトラブルで転生先や
 転生時期がずれてしまい、500年掛けてもめぐり合えないことに。


 因みに東方Projectとクロスオーバー。
 何と妖怪に転生しており、紫の「義理の息子」いう設定w
 さらには衣玖と…

 幼い頃の霊夢を知っていたりと、幻想郷の面々との繋がりも深く、
 ネギまサイドだけでなく東方サイドの展開も楽しみにw
 後は、一部仮面ライダー電王ともクロスしてます

 作品の特徴的なところとしては
 主人公以外にも同一世界への転生者がいる状態。
 こっちは明らかな敵役兼やられ役な感じでハーレムEND狙いなキャラです。
 ハーレムは好きですが、主人公以外がハーレムって嫌なので(←我侭)、
 個人的にはここに限りイマイチ…
 まあ「Toloveる」で言うところの猿山みたいなポジションで
 殆ど出てこないので気にならないですが、嫌いな人は注意。

 ただ主人公側が原作知識無いのに対し、
 敵役転生者が原作知識ありってのは展開として面白いかもしれませんね。


 転生時期からも分かるように、紅き翼にも所属しています。
 元々傭兵として敵側に所属し、その後に紅き翼という感じ。
 この際のイベントは過去話としてのみ語られる感じです。

 タカミチに変わり、ネギが来るまで2-Aの担任に。
 エヴァからも「呪いを解けるのでは?」と思われたり、
 裏の人間からは良くも悪くも注目されます。

 2-Aを「英雄の息子を育てる為のお膳立て」と言い切ったり、
 原作アンチの要素が多いので原作ファンは注意
 逆にネギ嫌いの人にはオススメ。

 ただ注意して欲しいのが、
 よくあるアンチネギ作品のようにネギ自体を嫌っている訳ではなく、
 序盤は取り巻く環境を嫌っている感じです。
 ええ「序盤」はw

 さよを実態化させる為に幽々子とあわせようとしたり、
 エヴァを幻想郷に連れて行こうと考えたりと、
 2作品のキャラ個性、属性を上手く考えた展開がGOOD。


 因みにネギには双子の妹レイアがいますが、兄弟仲は不仲。
 彼女はとある事情により、体が非常に弱い状態。
 彼女の試験はネギとは違い「日本で学生をやること」

 幻想郷への里帰り等のクロス作品ならではの
 イベントを混ぜながら原作通りに進みます。



 …すみません、原作通りに進みませんw
 原作知識のない常識人である主人公や妹レイアの手によって
 悉くネギ育成イベントがブレイク。

 茶々丸襲撃イベントの代わりに、
 衣玖による主人公襲撃イベントがあったりと面白いw

 しかし、ネギまメインのSSなのに
 メインヒロインが東方の衣玖というあたり、好みが分かれるかも…

 主人公もフラグ体質なのか、性格や行動のせいか、
 ネギま側のメンツはそうでもないですが、
 東方側のメンツの大半からは好意を寄せられています。
 もうメイン東方でいいんじゃね?(ぁ

 しかし現地妻… 羨ましい…w


 主人公がフェイト陣営とも友好的ってのが個人的にGOOD。
 どう考えてもコチラ側のほうがまともというか好きですしw

 修学旅行以降、目立ってくるのが
 ネギ側と主人公・エヴァ側のメンバー固定化。
 原作ネギ寄りだったメンバー(アスナ達メインを除く)がネギ側、
 それ以外が主人公・エヴァ側。

 行動概念や思考も明確に違っており、衝突をするだけでなく、
 その後の一件に関しては学院の派が真っ二つに別れてにらみ合う等、
 思想の違いが話がドンドン大きくなり面白いの一言

 そして薬味に対するアンチも加速します。

 学園祭あたりから超の計画関係で原作とは違う展開に。
 イレギュラーである主人公とレイアへの対応や
 それに順ずるストーリーはとても良く出来ています。
 時間移動と仮面ライダー電王のデンライナーとの関係、
 そしてバタフライエフェクト。ワクワクする展開が目白押し!!

 そして主人公の転生してから現在に至るまでの「過去」…
 コチラは東方よりの話になりますが、
 東方側の設定を大幅にブレイクしており面白いです。


 最初はネギまと東方のクロスかよ… あわね〜!!!
 …と思ってスルーしてたんですが、食わず嫌いは良くないですな。
 まあ恋姫のオリ主人公が苦手なように、
 基本的にクロス作品は相変わらず苦手なんですけどね。
 しかし、東方はあくまでもサブでメインはネギま側ですし、
 絡ませ方が自然というか違和感がありません。

 正直今まで見なかったのを悔やむ作品。
 クロス、オリ主人公、アンチ要素に問題がなければ是非。
 ネギまだけでなく東方も好きって人には二倍おいしい作品!!

 にじファン著作権騒動にて、にじファン→個人HPへ移転




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
英雄と女王の子 剣の舞姫 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
非転生モノ 世界再構成
オリジナル主人公
木乃香 エヴァ、さよ
アキラ
完結
移転予定
  感想

 主人公名はアリス・スプリングフィールド。
 よくあるネギの兄設定ではありますが、
 珍しく非転生で作品世界再構成モノ。

 歳も次男のネギと7歳離れており、
 両親から直接指導を受ける等、直接愛情を受けています。

 また、ネギが生まれた頃には既に実戦経験をしており、
 頭も良く、それ故に「次期立派な魔法使い」や
 「サウザンド・マスターの後継者」を強要されることを嫌い、
 自分も目指していないという辺りが
 原作主人公であるネギとの大きな違いになっており、
 真逆というか、アンチテーゼ的な設定で面白い。


 ネギ家族に転生系作品ではナギを嫌う描写が多いものの、
 アリスは父親を良くも悪くも尊敬し、
 母を愛しているのでそういった描写が皆無なのも特徴的。


 物語開始時期はネギが2-A担任で
 最終課題イベントが発生しているタイミング。
 様子を見に来たアリスは学園長からの依頼で木乃香の護衛と警備員、
 更にはネギが心配だからと、2-Aの副担任まで負かされることに。

 最終的な流れ的にはアンチネギ要素があるものの、
 アリスが副担任になると知ったネギがアリスに抱きつく、
 アリスも何かと気をかける等、兄弟仲はかなり良い感じです

 黄昏の姫巫女のアスナとも一度面識があり、
 クラス名簿の明日菜を見て頭をひねったり、
 部屋が無いと思ったら女子寮管理人室に住まわされたりと
 今後が気になる展開のオンパレードでワクワク。
 ただ周りの「正義馬鹿」からの期待には嫌気をさす一面も…

 このアリスですが、
 冷静な男性でネギまのオリ主人公としては非常に珍しいタイプ。
 オリキャラのシルヴィアという女性と契約済みであり、
 彼女とラカン、タカミチと4人で二代目紅き翼を結成。
 エヴァから「血は弟からもらうから、お前は私のモノになれ」
 と言われて断る様も凄い格好いいですw
 一人称も珍しい「私」ですし。


 基本的にネギ側のイベントには干渉せず、
 図書館島のイベントは無視、VSエヴァは逆に対決を煽る感じ。
 表面上の兄弟仲は良いものの、
 戦場を見てきた為に「弱ければ死ぬのが普通」という考えの為、
 ネギ達から助けを求められても突っぱねるなど、
 原作読者が言いたかった事を変わりに言ってくれるのがGOOD!!

 世間知らずなネギや「興味本位で魔法に関わる」ものに対しての
 キツイ態度は今後もずっと出てくることになります。
 明らかに脅迫を含めて警告するアリスがGOOD!!!
 アリスにも「目的」があり、メガロメセンブリアを憎む等、
 かなり深い闇があるのも良いですね。


 修学旅行編で晴れてシルヴィアも登場。
 アリスよりになるメンバーに意外性があり面白いものの、
 ネギとは違う方向で両親を尊敬していることもあってか、
 フェイトは明確な「敵」と判断してしまっているのが残念。
 完全に個人的意見ですけどねwフェイトや配下の皆好きですし。

 この辺りからアリス側ヒロインが明確に。
 護衛対象であり、笑顔が素敵だと思う女性である木乃香を筆頭に、
 原作では序盤殆ど絡まないアキラ、
 アリスに興味を持っているエヴァ、
 なぜか月詠とさよw特に珍しいのがアキラと月詠ですね。
 オリキャラであり従者のシルヴィアも主人公に完全依存+服従で、
 文字通り「従者」って感じでとても好きです。
 月詠はオリジナル設定もあり、作中上位に食い込めるキャラに変貌!


 修学旅行以降、アリス側とネギ側の間に亀裂が入り始め…
 アリス側についた木乃香やアキラ、月詠が
 原作からは考えられない程強くなるのも特徴的。
 特にさよが色々とチート級w

 原作通りのネギ側に、オリ展開を行くアリスが混ざることで
 上記以降かなり面白く、特に魔法世界からは盛り上がる展開の数々!!
 「認識と覚悟の差」これが後半キャラ間での主軸になります。

 ヒロイン勢も良い味を出しており、
 シルヴィアやエヴァとの関係、木乃香達からの想いなどもGOOD。
 魔法世界での舞踏会は現在の中で最大の山場なので是非見て欲しい。


 シナリオ構成が上手くて文章が読みやすく、
 非転生オリ主人公の原作再構成作品としては非常にオススメ。
 主人公であるアリスがダークヒーロー的な一面もあり、
 ネギと理想がわかれ対立する場面もあります。

 「直感のネギ側」と「思考のアリス側」って感じで
 ギアスで言うところのスザクとルルーシュみたいな感じ。
 アリス=ルルーシュってのはガチだと思うw

 ただそれ故に、アリス側に所属したメンバーは
 ネギ側のメンバーと確執が出来たりしてしまいます
ので、
 仲良しこよしが見たいという方にはオススメできません。
 ネギ本人を嫌い、直接こぶしをぶつけるアンチではなく、
 思想の違いを前面に出した珍しいタイプのアンチ(チック)の作品。
 ネギに対してかなりキツク言いますが、愛情の裏返しな感じですし。




タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
真言の紡ぎ手 旅のマテリア売り 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識なし
オリジナル主人公
アスナ?
エヴァ?
?? 削除
移転予定?
  感想

 ゼウスの不倫から始まった痴話喧嘩で死んだ主人公、緋乃宮 昴。
 転生先は「ネギま」の世界。

 その世界は死亡フラグが多いので簡便して欲しいと言おうとした所、
 問答無用で転生。しかも転生先は「ケルベラス渓谷」。

 開幕死にそうになるものの、『真言』の能力で無事脱出。
 この能力、中々のチート性能でその名の通り
 「言ったことが現実に起こる」というもの
 風が吹けといえば突風が吹き、喋るなと言えば喋れなくなります。
 しかしチートな能力に反して、
 魔力が殆どなく使えないというアンバランスさも良いですね。

 とりあえずは数年、誰とも会わずに能力の練習をしていたところ、
 相棒とも言うべき黒龍ノワールと出会い、友人のような状態に。
 その後、都市が襲われているのを発見し、確認しにいくとナギ達と遭遇。
 そのまま紅き翼に加入。
 この時アスナとも出会いますが、「壊れている」感じが伝わってきてGOOD。


 主人公の昴ですが、冷静&丁寧口調の真面目タイプ
 ただ冷静といっても冷たい堅物タイプと言うよりは、
 物腰柔らかい性格の珍しいタイプ。英雄や勇者が嫌いで、
 結局のところは唯の人殺しと思っているのも個人的にGOOD。
 それに能力はチート気味ですが本人の直感能力と言いますか、
 理解のよさと言いますか、その辺りは常人並みってのも良いですね。
 #転生系主人公ですとニュータイプ並の直感能力とかありますし。

 紅き翼に所属後はそのまま大戦に介入。
 その後は黒幕である創造主とも戦いますが、
 主人公の持つ能力を創造主は「自分の師」の能力と言い、
 更にこの戦闘で負った傷や、転生時に付けられた能力の影響で、
 彼の体にもある影響が出てしまい…


 オスティアの崩落で自身の能力を使えば人を救えると思うが、
 使いすぎると歴史が変わってしまうのではないかと思うものの、
 アスナに諭されるシーンもテンプレ的ながらも好きな展開。

 大戦後は旧世界に行きますが、何と言いますか、
 ナギとアリカのバカップルっぷりがかなり凄いw
 大戦後の紅き翼の面々とのやり取りが
 細かく表現されている作品って余りないので新鮮です。
 解散後も他のメンバーが基本原作通りに動くのに対し、
 主人公はアスナと一緒に各地を廻り、
 少しずつアスナの感情を取り戻す、彼女を育成するという展開もGOOD。
 アスナと仮契約までしてますし。(ただしキスはしていない)

 しかしこのアスナ…
 やたらめったら可愛らしいw
 主人公とアスナは親と娘って感じですし、甘えるアスナが新鮮。
 #例によって例の如く、アスナは主人公に好意寄せてるみたいですが…

 アスナの修行の為に京都に来ていた際に、木乃香や刹那とも出会います。
 まだ学園生活も始まっておらず、原作ヒロイン’sは幼少期ですので
 今後どのような展開になるのか期待したいところ。
 主人公の親馬鹿でアスナがドンドンチート気味になってますしw

 そういえば、転生時期が紅き翼からのスタート作品にしては
 非常に珍しくエヴァとの絡みが全くありませんね。

 能力による魂の侵食も現在○○%と表記されており、
 これがどのような結果をもたらすのか…こちらも期待!!

 2012/03/15 にじファン二次創作規制により削除。




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∽移り行く風のように∽ アクア=イスタロス 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知あり
オリジナル主人公
アリカ、凛
生命創造
エヴァ、アスナ
刹那
削除
  感想

 転生モノで主人公最強系。
 「Fate」とクロスオーバー。

 転生理由が「神様のゲーム」という何とも迷惑なもの
 ゲーム内容は『世界の歴史に干渉し、大きな変化をもたらす』。
 神様のミスやケンカってのは良くありますが、故意に行ったってのは珍しいですね。
 お詫びに該当世界では最強の存在にしてもらえます。

 主人公からの要求も中々に酷く、
 魔眼から創造能力、チート戦闘力、不老不死、
 更に趣味で「遊戯王のカードを使える能力」等々。

 転生後はリュラン・アルメタシアとなりますが、
 この作品で凄いのは何と「世界の創造」からスタートするところ。
 ラスボスであるライフメーカーすらも主人公が作りますw

 (大雑把に)世界作成後は魔法の訓練等を行いますが、
 ここでもチートな魔法球(内外時間差10年)を作成したりと、
 世界観?何それおいしいの?という具合に進みます。

 そして原作開始の1000年前、ライフメーカーに会いに行くことに。
 因みにライフメーカーを作成したのは「理解者が欲しかったから」。
 ラスボスと一番最初に出会い、さらに仲良くなるというところからして
 斜め上の展開ですが、更にライフメーカーは何と「女性」であり、
 色々あってパクティオーまでするという結果にw
 先が見えない展開にワクワク感がとまりません。

 その後は時間軸的な意味でエヴァ。
 名前を明かさず、別れる直前で名前を明かす主人公もGOOD。
 因みに主人公ですが、最初はアバウトな性格でしたが、
 2話くらいの時点でかなり卓越した感じになってます。
 地の文章は変わらずですがw

 大戦前にライフメーカー繋がりでフェイトと知り合ったり、
 神鳴流のオリキャラとであったり、ライフメーカーと再開したり、
 彼女がやたらと可愛くなってたり、イチャイチャしたりします。
 くそう羨ましいw

 そして大戦下準備へ。
 原作介入のことも考えて、紅き翼側に付くことにしますが、
 それにはライフメーカーと一時的にでも敵対することに…
 連合のアリカから気に入られ、彼女の護衛も勤め好意を寄せられます。
 これに関しては「う〜ん…」。
 アリカと結婚する作品もありますが(銀の風〜等)、
 この作品はどうも相手が違う気が… 因みにナギですが、
 彼の相手は第一王女マリア(アリカは第二)に変わってます。


 そして時間を置き現代、麻帆良学園へ。
 真名を初めとして、一部キャラが軽く性格ブレイクしてます。
 アリカと結婚しているので、それを知ったエヴァもGOODw

 ネギが来た時も、道徳精神を前面に出し否定的な立場を取ります。
 初日から好感度・信頼度はマイナスに振り切っており、
 かなり強めなアンチを含むのでネギスキーは注意。
 そもそもネギスキーはこの手のSS見ないかw
 しかしいきなり主人公がネギに暴力を振るうってのは珍しい…

 他に珍しい点としては、一部魔法関係者の考え方が
 主人公寄りで完全なネギ贔屓じゃないところでしょうか。
 特にタカミチは主人公を崇拝している一面もあり、思想が主人公寄り。

 原作ネギが立てたフラグを主人公が立てたりしますが、
 同時にネギに降りかかる試験が主人公にも来たりします。

 例えば、月末試験が悪いとクビ等が主人公に降りかかる等。

 そしてVSエヴァ後、何故かFateの遠坂凛が居て…


 根本設定等がぶっとんでいるので、学園時よりも大戦時や
 原作敵役であるライフメーカーやフェイトとの関係が面白い作品。
 極端に原作改変している作品の1つでもあります。

 チート気味ですが展開に意外性もあり面白いので、
 序盤の主人公の思考や行動に問題がなければ非常にオススメ。

 後はFateともクロスオーバーしており、遠坂凛がヒロインで登場。
 別次元の話ですが、主人公が凛の最愛の人だったという設定で
 彼女を中心として、主人公Loveな面々とドタバタしたりしますw
 修学旅行編ではFateのサーヴァントも登場!!!

 ハーレムチックではありますが、鈍感系ではなく
 回りからの好意や行動にはシッカリこたえている辺り好評価!!!

 「既婚者だから想いに完全に答えられないが、
  想われている以上できる限りのことはする」

 というスタンスなので見ていてイライラしませんw

 残念な点としては魔法世界の面々の影が薄いところ…
 これは今後の展開で表に出てくるでしょうし、問題ないかな?

 2012/03/15 にじファン二次創作規制により削除。




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流れて流されてネギまへ まどろみ 氏 ★★★ 個人HP
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知なし
オリジナル主人公
エヴァ
アスナ
亜子 連載中
  感想

 転生モノ。
 主人公名は村重 徹。

 死亡後、神様に転生させてもらうというのはテンプレですが、
 明らかに違うところは付属能力。
 イケメンにしてあげると言われますが、
 「親から貰った体を弄りたくない」と拒否。
 体力・魔力強化、不老不死も「普通が良い」と拒否。
 妥協案として「最低でも800歳は生きるがその後は自由に死ねる」
 能力を得てネギま世界に転生。因みに主人公、原作知識はありません。

 800歳という年齢制限からも分かるように、
 転生時期は中世。
 チートを断る事や、「親から貰った体」という事からも
 分かるかと思いますが、主人公の性格は一重に優しい感じ。
 チート系を望む人にはNGな性格だと思いますが、
 日常系が好きなら逆に好ましいです。
 また他人を惹きつけるタイプで、
 主人公に助けられた人は主人公に対して妄信的になるという一面も…
 周囲が勝手に主人公を「凄い人」と持ち上げる部分もあるので
 「勘違い系」カテゴリにも該当するかもですね。


 転生後、丁度魔女狩りをしている町に立ち寄り、
 主人公は魔女と間違われますが…

 その後エヴァを含め、魔女狩りにあっていた人を救出し、
 とある魔法使いの村に流れ着きます。
 エヴァですが良くある外見相応で真祖になった直後の性格ではなく、
 既に長い時間生き抜いており、原作に近い性格。
 主人公は原作なんてしらないので、歳相応の少女に対しての接し方をして、
 エヴァが怒るというやりとりがGOOD。


 村に着いた後は、エヴァ含めて40人程の居住作りや、
 環境改善。ネギま作品としては珍しい村作りの開始です。
 こういった共同生活とか、村作りとか好きなのでワクワクしちゃいますね。

 中世らしく汚物が普通に道端にあるので、改善を提案。
 また健康の為にお風呂を作ろうとしたところ、
 「お風呂に入ると死ぬ」という説がある時期らしく、
 エヴァや助けた人々からやめるように言われたり、
 いざ出来て入浴しようとしたらエヴァに泣かれたりと、
 日常パートが何とも面白い。そしてエヴァが可愛いw
 主人公が不老であると知った時の彼女の自問なんてもうね!

 序盤は第二章の「革命編」がとても好きです。特に上記、お風呂の件w
 その4表、その16裏のエヴァとか鼻血モノでしょう常考
 オリキャラのメアも良い味を出してます!


 平穏な日々が続いていたものの、人が増えていくにつれ、
 主人公やエヴァが不老という事に嫌悪を持った人々が出てき始めてしまい…


 その後はエヴァと一緒に放浪の旅へ。
 放浪に出てからはものの数話で大戦時期に飛びます。
 紅き翼の面々とも出会いますが… あれ?ナギの性別が…w
 そして天然チャームと言いますか、
 周り(人間、動物、幻獣性別問わず)から好かれまくる、
 主人公の一挙一動は基本的に良い方法に進むというところが
 ご都合主義とか通り越していっそ清々しく、面白いです。
 そしてアリカとの出会… あれ、アリカも性別が…w
 この辺りから原作キャラの性格がブレイクしはじめます。

 大戦末期に至っては、もう主人公ワールド。
 天然チャームにプラスして、勘違い気味も凄いです。
 そしてそれらが組み合わさり、ニヤニヤも凄いですw
 ラカンを筆頭にネジのはずれっぷりが酷く、見ていて本当に面白い。
 頬緩みっぱなしでしたwしかしこのラカン、好きすぎますw

 大戦後は麻帆良へ。
 アスナも原作通り(?)救出しており、例によって例の如く主人公Love。
 まだ感情が薄いので、クールに主人公攻略の思考を練るのに萌えw

 数年後にアスナが同居人となるので、
 それまでに主人公をモノにしようと考えるエヴァと、
 自分の今の体では主人公は振り向いてくれないと考え、
 成長を止める魔法を解除してから主人公を誘惑しようとするアスナ
 そしてネジが100本程飛んでるラカンとアリカ。
 良いですね… ベリッシモ良い!!

 アスナとエヴァの主人公取り合いはニヤニヤが止まらんとですw
 麻帆良編 その5は是非見て欲しいw


 エヴァ達の恋の行方や、今後の主人公の行動、
 薬味が襲来したらどうなるか。そもそも薬味が生まれるのかw
 主人公の性格柄、アンチにはなりそうにないですがどうなのか。
 コミカルシーンも多く、「もう1人」の登場等もあり、
 今後の展開に期待が持てる作品。
 特に妹である亜子の存在や、
 上記にある「もう1人」にからむタイムパラドックス等、シナリオ面も十分に面白い!

 主人公の性格は緩めかつ鈍感なので好みは別れるかもしれませんが、
 チート過ぎず、笑えるシーンも多いので比較的万人ウケだと思います。

 残念な点としては、「鈍感すぎる」ところでしょうか…
 アスナに対してはまだ一緒の時間が短いのでわかるのですが、
 エヴァに対してはもっと積極的といいますか、
 異性として見て上げても良いんじゃないかな〜と思います。
 エヴァを可愛い妹or娘としか見ていない感じですし。
 そもそも、革命編でその他大勢とも(主人公にその気はなくとも)
 肉体関係を結んでいるんだし、他人の好意に敏感でも良いと思います。
 #鈍感なところを1つのネタにしている感じはありますが。

 にじファン著作権騒動にて、にじファン→個人HPへ移転





タイトル 作者 おすすめ 掲載ページ
此処に至るまで 空ノ鎖 氏 ★★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知なし
オリジナル主人公
エヴァ ?? 削除
  感想

 転生モノ。原作知識なし。
 主人公最強系(最終的にエヴァ・ナギレベル。最初はネギ以下)

 死後、魂を浄化する場所で目が覚めリーナという女性と出会い。
 彼女に気に入られた主人公は輪廻の輪から外され、
 魂を鍛えるという意味合いでネギまの世界へ転生。
 元の名前は緡那 悠。転生後はユウ・リーンネイト。
 生前の実家が剣術の名家だったこともあり、
 魔法学校に通うと同時に、自主的に剣の型を練習。
 そして魔法使いの父親から魔法を学ぶ毎日。

 主人公最強系なものの、初期から強いわけではなく、
 センスはあるものの、魔力量が少なく中級魔法も満足に使えない
 というアンバランスさが良いですね。
 #魔法に関しては中盤以降も中級魔法は使えません。
 それ故に持ち前のセンスで初級魔法を応用して強くなるってのがGOOD。

 しかし、ある日悪魔に村が襲撃されてしまい…


 そしてエヴァとの出会い。
 彼女に弟子入りをし、主人公は復讐の為に修行をします。
 エヴァを助けるというう作品が多い中、逆の展開というのは新鮮!
 原作を知らないので吸血鬼であるエヴァに警戒していた主人公と、
 それを知りながらも気分で弟子入りさせしごいたエヴァ。
 時期がたつにつれて信頼し合っていく様子が分かり良い感じです。
 コミカルあり、シリアスありってやつですね!

 side○○というのはありふれた所ではありますが、
 この作品は該当キャラがかなり細かく書かれています。
 特にエヴァに関しては、三部で彼女視点の章も多いですし。
 離れ離れになってからの各キャラの心境が良くわかってGOOD。


 弟子卒業後はエヴァと仮契約をし、
 悪の従者「闇の騎士」とまで呼ばれる彼女の相方に。

 賞金首となり終われる日々が続きますが、ある日なんと「喋る豚」と遭遇w
 喋れない豚はただのぶt(ry
 オリキャラが出てくるのは良く見ますが、人間以外、
 しかも亜人間というわけではなく『豚』ってのが斜め上過ぎますw
 因みにこの豚ですが「転生者」。豚に転生なんて不憫な ノωT

 しかしある日「敵」の罠にかかってしまい、主人公はある決断をすることに…

 ここで第一部終了になりますが、このときの展開は本当に好きです。
 是非見て欲しいところですね。


 第二部では離れ離れになった主人公が従者的な少女、シオンと共に旧世界へ。
 ジーク、シグリムという姉弟と出会います。
 彼女達との日常、そして別れと新しい力を得て三部、大戦期へ。
 「死呼ぶ道化師(ペルソナ)」の異名を持ち、
 テオドラの近衛、帝国側として紅き翼と対峙しますが…


 その後の展開も非常に面白いので是非見てほしいところ。
 特に大戦終結時の展開は非常に良いです!

 作者さんが前書きで書いているんですが「日常編は苦手」とあります。
 そこからも分かるんですが、淡々とした日常やコミカルシーンより
 シリアスシーンや戦闘シーンといった
 コミカル抜きなシーンが栄える傾向にあります。
 例としては62話の「言い回し」というか
 「場面切替の上手さ」とか本当に上手いと思いますね。

 グイグイのめり込める展開と、重厚なストーリー、
 キャラの心理描写が非常に上手く表現できている魅力的な作品。

 村を滅ぼされ、エヴァの弟子になるという出だしから
 原作主人公ネギと重ねるところもありますが、
 生き方・思考が真逆であり控えめな原作アンチのようにも思えます。
 #直接的な原作アンチは今の所全く出てきていません。
 逆に境遇が似ているからとネギを気遣うシーンが見られます。

 現代は現代学園編。
 エヴァ視点での進行なのでどのような再開を果たすのか、
 今後どのような展開になるのか… 非常に期待が持てます。
 シリアス多めでココまで惹かれる作品ネギま作品は久しぶり。
 主人公性格もかなり良く、ネギま好きなら一読の価値アリ!!
 個人的にイチオシの作品です。


 07/24:作者様都合で作品削除。 残念です…orz





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真祖の吸血鬼と漆黒の異端者 kokoro 氏 ★★★ フォレスト
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ(?) 原作知なし
オリジナル主人公
エヴァ 真名、刹那
茶々丸
連載中
  感想

 主人公はシギ・スプリングフィールド。
 スプリングフィールド性ですが、何とも珍しい非転生モノ
 吸血鬼になってから間もないエヴァが襲われており、
 主人公が彼女を助けたところから物語スタート。
 吸血鬼であり、吸血鬼を怖がらない、実際に吸血行為をしても
 自分を嫌わなかった主人公に好意を抱き、2人で旅をすることに。

 お休みのキスをねだったりする様がエヴァ好きとしてはたまりませぬw
 しかしある日、「正義の味方」である主人公の兄に
 「悪と仲良くする汚点」として襲撃されることに…

 瀕死の主人公は以前、エヴァから質問された「願い事」を一言。
 このシーンがあるプロローグ第8話はとても好きです。
 つい何度も見ちゃいますw


 そして月日は流れ、麻帆良学園の中等部に子供先生が2人赴任することに。
 双子で兄はネギ・スプリングフィールド、弟はシギ・スプリングフィールド。
 優秀な兄とは違い劣等性なシギは周囲からも嫌われており
 行方不明になっても周囲の人間は探索すらしてくれないという状態。

 方向音痴で直ぐ迷うのに、高畑達は彼を気にもせずネギに構う、
 学園長も主にネギとしか話さない、気にもかけないという
 中々に強めな原作アンチが初期から出てきます。
 #双子設定の場合、正義の魔法使いはネギ贔屓でも
 学園長は主人公には気にかけることが多いので新鮮。
 主人公をエヴァに対するネギの代わりの生贄程度にしか考えていませんし。

 学園に来て早々迷った彼を真名が発見、
 高畑達と合流し学園長の元に向かいますが、その際に上記にあった
 「誰もシギに構わない」という点を気にするというのがGOOD。
 原作通りネギが担任、居住も原作通りアスナ達の部屋になりますが、
 シギは居住が無く真名・刹那の部屋に止めてもらう事に。

 主人公であるシギですが、「以前」の記憶があります。
 こうなると再会する際にどうなるのかというのが楽しみになれますよねw
 そして「以前」程、心身共に強くないというのがポイント。


 エヴァもネギやシギの名前は聞いているので、
 どんなやつかと気になってるみたいですし担任紹介でエヴァと対面!
 さぞビックリするかと思ってワクワクしていたら、
 初日から迷子でボイコットという斜め上の手段で先延ばしされましたw
 読者からすれば何と言う生殺し状態w その後、無事再会しますが…

 因みにネギ&ナギですが「昔の」シギの兄ソックリということで、
 エヴァからはかなり嫌われています。

 アスナがシギ寄りになったかわりに、
 転生者が「自身はオリ主」として表れ、ネギのクラスに編入。
 性別は女性で、能力はFateのセイバーの能力。
 吸血鬼事件では手を出さないアスナの代わりにエヴァを蹴っ飛ばしたりと
 完全にアスナの代用ポジションになってます。(2011/08/06追記)


 1話1話が短いのは残念ではありますが、
 序盤から学園編にいたるまでの展開が新鮮で面白かったです。
 ひたむきに主人公を愛するエヴァと、エヴァを愛する主人公がたまりませぬ。
 再会をする時のやり取りは本当に好きです!!
 非転生からのスタートですが途中から転生モノになる何とも変わった作品。
 少し変わった出だしのネギまSSを見たい方にオススメ。

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魔法世界に降り立った砂の王 無名の新人 氏 ★★★ Arcadia
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知あり
オリジナル主人公
??
テオドラ(?)
?? 連載中
  感想

 元々外見も良くなく、両親を含む周りからも嫌われており、
 トラックにはねられて死んだ後も良くある「神様のミス」とかではなく、
 単純に高圧的な神様の道楽として転生をするという何ともシビアな出だし。
 転生直後、連合と帝国の戦場ど真ん中に放り出され、
 今までの鬱憤を払うが如く、最初に突っかかってきた連合軍を虐殺。
 駆けつけた紅き翼も返り討ちにしてしまいます。

 その後は帝国に身を寄せますが、敵だけでなく味方からも
 怖がられる戦い方から「渇きの王」の2つ名が付けられることに。
 スナスナの実の性質上、強い反面、弱点も明確なのが個人的にGOOD。

 その後は原作通り、テオドラや紅き翼と合流し、VS完全なる世界。

 この時、初めての水使いと出会ってしまい…


 この作品、面白いのが「勘違い系」の性質も持っているところ。
 歳に似合わない性格等からテオドラが「実は過去色々あったのでは?」
 等と勘違いをしたりして、気遣ったりしてくれたりします。
 更にはラカンやナギも、主人公の過去の話を聞いた事で、
 「主人公の性格が歪んだのは連合の人体実験にあっていたから」
 と勘違いして同情したり、『友人』として気遣ったり…
 ここまで来ると本当に面白い!
 しかも勘違いの「根っこの部分」は間違っていないところが良いですね。
 #主人公は生前苛めにあっていた等


 主人公の性格や、ラカンとの関係、周囲の勘違い具合等が面白い作品。

 書いている今現在(2011/05/21)はまだ原作1巻時点になっていない…
 っていうか、学園編に絡むようなキャラとも思えませんので、
 ネギ達学園キャラと関わるのか、関わった場合どうなるのか期待。
 また、現状ヒロインらしいヒロインもテオドラくらいしかいませんし、
 そういった描写もないので誰がヒロインになるのか楽しみ。

 作品感想を見る限りだと、読者の多くが原作のような
 「外道キャラ」を期待してる声が過半数みたいで、
 作者さんも一応はその路線みたいですが、
 「どの辺りの外道っぷりに落ち着くのか」が少し不安。
 原作だとベ○ータ様みたいにデレることもあるので、
 その辺、上手く表現してくれると個人的に嬉しい限りです。

 チョット気になるのがクロコダイルの外見+能力で
 戦場では原作クロコダイル並に虐殺しているんだし、
 素の喋り方も、少し高圧的でも良いんじゃないかな〜と思えます
 テオドラといった目上に大しては敬語ですし。
 後は1話1話、もう少しボリュームがあればと思えてなりません。
 #短いと気軽にサクッと読めるので一長一短だとは思いますが…

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魔法の使えない魔法使い クロウバイツ 氏 ★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
転生モノ 原作知あり
オリジナル主人公
テオドラ
エヴァ
茶々丸、刹那
真名、千雨
削除
  感想

 ナギの幼馴染に転生。原作知識あり。
 ナギとは親友同士であり、ナギが学校を中退した原因も
 実は主人公を馬鹿にされたからという設定が好印象。
 アンチ系の作品はナギの扱いが悪いものが多いので、
 そういった中、こういう設定の作品を見ると新鮮な気持ちですw

 ナギ中退後は2人で旅に出ることになり、紅き翼を結成し大戦介入。
 2話目にして戦争の半分くらいを一気に飛ばし、アリカとの会見。
 出来れば少しくらい過程を見たかった…
 ほら、名が売れていったり、仲間が増えていく部分が好きなんですw

 後は主人公の性格ですが、比較的軽くて大雑把な感じ。
 ラカンっぽいと思ってもらえれば大体分かるかとw

 主人公は道化の格好と、普通の格好の2種類で名前を使い分け、
 方や拳一つの武神、方や暗器を使う道化として活動。
 その後もトントン拍子でイベントが進み、直ぐにVS完全なる世界。
 この辺りは原作通りなんですが、オスティア崩壊のイベントでは
 主人公が介入するので少し変わった展開が見られます。


 大戦後は暫く帝国に身を寄せていますが、
 その後、タカミチからの依頼を受けて麻帆良にて教鞭をとることに。
 ここでテオドラと別れ際に仮契約。テオ可愛いよテオ。
 アーティファクトは生物以外の時間制御という中々のチート性能。
 学園ではエヴァに
 「3年たったら呪いを解くはずなのに何故こなかった」と迫られますが…


 ちなみに主人公、授業中なのにタバコふかしたりしてて
 「それどうよ?」と思っちゃったりw
 まあ原作でもそうですが、授業シーンなんてあってないようなものですし…

 しかし、ネギが登場する前に多くのキャラと接点を持つのが良い感じ。
 真名の銃の「師匠」という独自設定等も悪くありません。
 ただ全体的に駆け足なのがやはり残念ですね。


 アスナや木乃香といったネギ側のメインヒロインは
 「ネギが出てくるまで正式に登場しない」というのも、
 ヒロインの切り分けが出来ていて良い感じ。

 また、主人公がネギのことをメンドクサイ、常識外れと
 バッサリ切っているのも好印象。
 「子供先生なんて常識としてありえん」と叱っていますし、
 原作を見て読者が言えなかった事をやってくれます。
 いいぞ、もっとやれ!

 エヴァ、茶々丸、刹那、真名、千雨といった
 裏に強いキャラはは主人公側なので、これらのキャラが好きな方、
 彼女たちとオリ主のカップリングが見たいという方にオススメ。
 原作へのアンチ要素もやや入っていますが、
 ナギと幼馴染という立ち位置もありますので、余り気にならないレベル
 ネギに対してめんどくさいとは思っていますが、
 極端に毛嫌いしているというわけでもありませんし。
 「正義の魔法使い」に対するアンチなので見ていて気持ちが良いです。
 ただ主人公性格が結構アバウトなので、合う・合わないはあるかも。




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僕は麻帆良のぬらりひょん! 琥珀鳥 氏 ★★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中上位)
憑依・転生モノ 原作知識あり
エヴァ?
さよ?
?? 削除
  感想

 15歳の主人公が学園長、近衛に憑依してしまうという斜め上の作品。
 原作知識はなし。
 見た目はおじいちゃん、中身は子供という逆バーロー状態。
 更には恋愛とかもしたい盛りなのに、
 体は男性機能も低下したおじいちゃんというのが何とも言えませぬw

 近衛としての記憶もあるので、彼が行ってきた事、
 行おうとした事も把握しており、それを毛嫌いしているので
 今後原作をブレイクしていってくれそうという期待が高まりますね。

 ネギの育成方向も「それなんてエロゲ?」状態だったところを、
 自身の癒しである木乃香は渡さん!
 こっちがこんな体なのにお前はハーレムとか許さん!

 と完全に逆恨みの八つ当たりにて『硬派な男子』に育てる事を決定w

 真っ当な理由を付けて女子中から男の園へ赴任先を変更
 指導させるのは男の魔法先生だけ!
 刀子とシャクティーは美女だから却下!
 etc.etc...
 立場を利用して原作ブレイクをしようとする様が面白いw
 原作を知らないというのも良いアクセントになっています。

 ネギの立場、能力は羨ましく思っているし、上記のように予定を大幅に変更しますが、
 それでも「シッカリ育てる」という気持ちを持っており、
 アンチ要素がそこまで強くないのも好印象。
 #アンチは好きですが、主人公の立ち位置を考えると非アンチのが面白そう

 また、主人公の発想にのった魔法先生達の行動も面白いの一言。
 へし折れまくるフラグとタカミチの暴走っぷりがたまりませんw 

 そんな折、まほネットにて「年齢詐称薬」を購入。
 若かりし頃の姿になり探索していた時、相坂さよと遭遇。
 その後はエヴァとも出会いますが…

 『良い結末』にしようと主人公が暗躍する様が本当に良い感じ。
 特に16話のエヴァとの会話は格好良いの一言。
 「単なるネタ作品だろう?」と思っていたのが良い意味で裏切られました。
 後は主人公の性格が本当に良いですねw
 元々の性格と、近衛の狡猾な性格が混ざっていて良い味を出しています。

 そしてとうとうネギが来襲しますが少々おかしなことになっており…

 ヒロイン(?)としてはエヴァ、茶々丸、さよ。
 茶々丸がややHENTAIチックになっているので注意w
 そしてエヴァが例外なく可愛らしいくて生きるのが辛い…
 おじいちゃん×ロリ… あり… か?(ぁ
 しかしエヴァとの関係は予想外にピッタリですよ!!!w


 取っ掛かりや冒頭展開はネタ以外の何者でもありませんが、
 蓋を開けてみると予想外にシッカリとしたシナリオ展開に驚いた作品。
 というか軽く脱帽モノだったりします。
 『原作を知らないが故』によかれと思って事を進めてしまう主人公と、
 それでは未来が大きく変わってしまうから回避したい超とのイザコザ、
 主人公の事を凄い策士と周囲が思ってしまう勘違い要素もGOOD。

 「ただのネタものだろ?」とタイトルや冒頭展開のみで
 回避して居る方は是非続きも見て欲しいところ。
 過去転生、現代転生といったチート系ばかり見ていて、
 一風変わったネギま作品が見たいって方にオススメ。
 ネギまだと基本的に転生が主立っているので、憑依モノは珍しいですし。




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葵と精霊と九十九神と悪魔と… 鉄 桜 氏 ★★★★ にじファン
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中最上位)
転生モノ 原作知識あり
オリキャラ多数 アスナ、木乃香
エヴァ 他
連載中
  感想

 転生で過去介入系。
 プロローグ(1話)で転生・介入するのではなく、
 既に物語開始時には神様の力で介入済みであり、
 1話時点で既に600年近くこの世界で生活している状態。
 更には九十九神、精霊、悪魔etc多数の少女達を従者にしています。

 個人的にお気に入りなのが、剣の九十九神の陽・月姉妹。
 精霊や悪魔達にもいえますが、ご主人様Love、敵はぶっころ!
 むしろ傷つくのが見たくないから自分たちに戦わせて!

 という心構えが好きです、はい。
 #後々出てくるラミエルさんとか、アンも大好きですw
 主人公も家族第一、家族大好きという性格が好印象。

 長々と生き過ぎた事で大戦時期を忘れており、
 従者に聞いてみた所、既に大戦時期!! あわてて魔法世界へ。
 2話にして紅き翼との接触というスピーディーな展開。

 2話の時点で思った事… 陽=春蘭 月=秋蘭。
 あそこまで猪突猛進でもありませんが喧嘩腰で、
 主人公に軽口を叩く→陽「この下郎が、そこに直れ!」
 →月「落ち着け姉上」と冷静にフォローって感じですしw

 なので紅き翼に所属してからもナギと喧嘩したり、
 詠春と苦労人同士仲良くなったりとノリが違っていて面白い。
 オリ登場キャラが最初から多く登場している利点ですね。

 主人公は性格だけでなく、能力、戦い方が変わっていて新鮮。
 自分では殆ど戦わず、従者がメインで戦うときもあれば、
 逆に彼女達を武器に戻して切り込んだり、魔法で一蹴したりも。
 性格に関しては「家族至上主義」。
 家族を傷つけられたら許さんけど、
 家族が無事なら世界はどうでも良いという性格をしています。

 後は全体的に楽観的、かつ好意に対して鈍感なので好みが分かれるかも。
 周囲からの好意を「家族」としての好意と見てしまっていますし。


 因みにアリカ姫関係のイベントだったり、
 大きなイベントは主人公は裏方をしているので華麗にスルー。
 なので大戦時期は比較的早く、サクサク進行。
 主人公に対してした事への報復で敵を虐殺している従者を見て、
 「なんて家族想いなんだ!良い子に育ってくれて嬉しい!!」
 とネジが少し外れた思考で喜ぶ主人公と、
 何ともいえない表情をしている他の面子というのもGOODw

 しかしテオドラが可愛い…
 救出後のイベントはニヤニヤしちゃいますw

 そして最終決戦へ!
 しかし「自分はあくまでもモブ」「傍観者」を気取っているので、
 チートオリ主としては珍しくVS創造主戦に参加しないんですね。
 #過剰戦力&火力で創造主以外の戦いで暴れまわってますがw

 大戦後は京都で喫茶店を経営して半隠居状態。
 その後、最終的には麻帆良へ居を移したところで地盤固め。
 ああ…ロリクールアスナとロリ木乃香が可愛らしくて死ねる…
 この辺りでやっと原作ヒロイン達が出てきます。

 但し全員ロリだけどな!!!
 #全員小学生くらいなので


 現在は学園編、原作開始したタイミング。
 エヴァ好きとしては過去開始なのに接点が全然なく、
 残念だったんですがナギから自分より長寿の人間の存在(主人公)
 の話を聞いていて興味を持っている状態なのは嬉しい限りw
 各キャラ視点のシーンもありますが、
 良い感じで性格がブレイクしていたりと見ていて面白いです。

 主人公の勢力が旧世界を牛耳れる程の戦力を保持していて、
 それをばれないように隠しているというのもGOOD。

 学園長やタカミチは主人公を刺激しないように心がけるも、
 他の先生がちょっかいをかけて戦争にまで発展する展開や、
 「紅き翼」に所属していた事を伏せているのも変わっていますね。


 冒頭のオリキャラ設定を見てもらえれば分かると思うのですが、
 極端にオリ女性キャラが多く、
 全てが主人公の従者(というか家族&部下)。

 なので原作ヒロインと多く絡んで欲しい、
 オリキャラは少なめが良いという方は注意。

 ただ全員が可愛くて萌えるので個人的にはバッチコイ!でしたw

 主人公Love!!!貴方のためならば死ねる!
 でも身内同士の抜け駆けは許さんぜ!!
 抜け駆けしたら肉体言語な!


 ってノリなのでハーレム好きな方は楽しめるはず。
 最初は多すぎるんじゃないかな〜とも思ってましたが、
 直ぐ気にならなくなりましたし。
 ただ多すぎて名前を覚えきれないのはご愛嬌…

 また転生チートだと武力で無双したりするのが多いですが、
 この作品は錬金…というより科学で戦艦とか兵器を作ったりと、
 違うベクトルで無双している状態w
 日常編もまるで宇宙世紀モノ(ナデシコとか)のノリだったり、オリキャラの絡みが多く、
 逆にネギまのキャラが出ない事も多かったりするので、
 良くも悪くも「ネギま」っぽくないです。
 途中から「あれ?これネギまだよね」と思えましたしw


 過去転生でオリキャラ多数、原作キャラからも好意を寄せられ、
 そして世界の1角を担う戦力を保持するという変わったネギまSS。
 清々しいまでにオリジナル展開を突っ走っているので、
 人を選ぶかもしれませんが、ツボにはまれば楽しく見られる作品。

 コミカル成分非常に多いですし!!

 70話を超えても、未だに原作開始の1年前であり
 薬味坊主も登場していないので、今後が楽しみです。

 2012/03/15 にじファン二次創作規制により削除。




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悪魔の御子 子義 氏 ★★★★ Arcadia
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(作中中位〜上位)
非転生モノ 原作知あり
?? サジ、エヴァ
天使悪魔集団
連載中
  感想

 アリカに兄がいたら?というIF。非転生。
 『非転生なのに原作知識あり』というのが特徴的。
 #どういう意味なのかは是非見てみよう。

 アリカの兄であり、アスナをお姉ちゃんと慕う主人公。
 しかし5歳の時に悪魔憑きとされ、
 両親から拒絶・虐待され魔法球の中に封印されることに。


 封印中は誰もいない、真っ白な孤独の世界。
 5歳の少年が耐え切れる訳も無く、意図せず悪魔憑きの力を使用。
 他者を強く望んだところ、何とソロモン序列五十六位である
 ゴモリーを生贄もなく『完全召喚』。

 主人公を気に入った彼女は契約を結び、主従関係というより彼女を母と呼んで慕い、
 ゴモリーも主人公を子と呼ぶ親子のような関係に!!

 その後、他にも召還が出来ると考えたゴモリーの提案を呑み、
 ゴモリーの妹分であるマルコシアスを召還する事を決意。
 しかし現れたのはアスモデウスで…

 そんなこんなで奇妙な悪魔達との同居生活が開始。
 更に友達を欲した主人公は次々に完全召還を実行!

 こんな感じでいきなり展開がぶっ飛んでいて本当に面白いw

 呼び出す悪魔&天使はゴモリ―やアスモデウス以外だと
 ベリアル、ベルゼブブ、ルシファー、
 サタン、ウリエル等といったとんでもない面子w


 主人公は彼女(彼)達と家族同然に接し、
 逆に悪魔や天使は可愛い召還主を息子・友人として溺愛するので、
 実際の悪魔や天使の位を考えるとギャップがかなりあり、
 見ていてニヤニヤが止まりませぬw

 何気ない天使や悪魔同士の会話や主人公との会話が面白く、
 クスッと笑うようなイベントではないはずなのに、
 何故かニヤニヤしちゃうんですよね。
 序盤の暗い雰囲気なんて何処にいったのやらという勢いです。
 次に召還されるのが誰かを当て合う悪魔&天使というのもシュールw

 個人的にはぶれないアスモデウス、
 親友のように接する王者のサタンが大好きですw
 こういった展開だと全部女というのが良くあるのですが、
 この作品は満遍なく別れていて好印象。男友達はよいものです。

 主人公であるアルカですが、魔力や素質は高いものの、
 作中戦闘力でいうと最強ではなく上位レベルとのこと。
 ただ悪魔や天使の加護があるので、違う意味でチートですね。


 その後、アモンとアスタロトから過去視と未来視の能力を与えられた主人公は、
 過去視でオスティアの崩落、アリカの処刑や脱出劇を見て愕然。
 また、見た目が5歳から変化がない主人公と違い、
 現実では10年以上が経過している事も衝撃を与えることに。

 そして未来視。
 自分の甥であるネギの村が襲撃され、教師を行い、敵と戦う
 というこれから起こるであろう展開を知った主人公は
 まだ未来なら変えられると確信。彼が取った行動とは…


 今後どのような展開になっていくのか期待したい作品。
 本当に大好きです、この設定&序盤展開。
 未来視を使って共通目的の仲間を増やしていくのがGOOD!!
 原作でのエヴァやヘルマンと会った時を思うと今から凄い楽しみw

 ただずっと魔法球の中で蝶よ花よと育てられているので、
 実年齢に精神年齢が合わない所が個人的にやや残念。
 #これは場面によって大きく異なりますが
 また、人工精霊エヴァがかなり良い味を出していますが、
 ヒロインでもサブヒロインでもない「保護者」ポジなのが残念…

 子供的な主人公がダメという方にはイマイチかもしれませんが、
 アリカの双子の兄という設定、一度社会的に抹消され、
 その後に復活という流れ、未来を変えたいという意思…
 そしてモルボルグラン、人工精霊エヴァがメインキャラ等、
 他に見ないような設定が最大の魅力だと思います。

 変り種のネギま作品を見たいという方に非常にオススメ。
 主人公がネギを大切に思っているというのも
 ネギま二次SSとしては珍しいんじゃないかな。


 にじファン著作権騒動にて、にじファン→Arcadiaへ移転




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鏡の裏の殺人鬼 popo 氏 ★★★ 個人HP
主人公設定 メインヒロイン サブヒロイン 作品状況
主人公性能(上位)
転生モノ 原作知なし
アスナ、千雨 月詠、刹那 完結
  感想

 生でアスナの兄設定…
 なのですが、かなり特殊な設定で、それを明らかにせず、
 かなりの謎を残したまま一気に学園編に突入する為、
 読者としては色々と気になる良い滑り出し。

 学園では通う学校が明確に違うものの、電話でやりとりをしたり、
 アスナも兄である主人公の体調管理を心配したりと良い兄妹。

 しかし表向きは良い兄を演じているものの、
 実は学園長やタカミチ、アルと知り合い、友人であり、
 裏の仕事を「殺す」という選択のみでこなし、
 「アスナの為なら全てを殺す」という
 『殺人鬼』としての一面を持つのが良い感じ。

 例として、アスナに魔法の事がばれたとタカミチが言いに来た際、
 態度を豹変させて問答無用で殺しにかかるという展開に。

 ただ平常時はドが過ぎたシスコン&変態という良い(?)兄ですw
 日常での馬鹿なやりとりは裏の顔とのギャップを良く引き立ててくれますね。

 その後、タカミチから「手を出さない」という制約と共に、
 犯人はネギという事を知りますが…
 因みに主人公、殺人鬼という一面を持っているものの、
 オリ主ネギまSSでは良くある
 「ネギアンチ」は全く持ってないというのが新鮮。


 …なのですが、平常時が変態チック過ぎるので
 作品序盤との展開ギャップが大きく、
 冒頭展開がシリアス強めだったという事もあり読者としては
 「離れやすい」展開が暫く続きます。そのあたりご注意。
 冒頭のノリを段々取り戻すのは16話辺りから、本格始動は23話辺りからになります。
 …まあ直ぐ戻るんですが==;

 千雨やアスナとのお馬鹿なやりとり、好きではあるんですけどねw
 作者さんが楽しく書いてるのが頭の中に思い浮かぶ勢い。
 因みに主人公、平然と女性を口説きに掛かり、
 ボディタッチまでするHENTAIというよりジゴロっぽい一面もあり、

 良くある二次SSとは違い(例:性格面で好意をもたれる展開)
 「口説いた事で好意を抱かれる」というキャラも居るので、
 そういったのが苦手な方は注意。

 しかし、ここまでHENTAIなネギまオリ主って久しぶりに見たw
 #それでいて嫌悪感が余りでないのが作品を気に入る理由。

 作者様曰く、「ニコポ、ナデポが蔓延るSS界に解き放つ
 第三概念『エロポ』」だそうです。

 その発想は無かった…

 そして大きく作品が動く吸血鬼事件、そして修学旅行へ…

 表は馬鹿なものの、裏では殺人鬼という主人公が織り成す物語。
 日常編のノリは面白いのですが、
 主人公の殺人鬼っぷりを求めている方はイマイチかも。
 戦闘、殺し合いにおいても「本当にシリアスになるべきところ」
 以外では主人公は基本的に変態ですしw
 シリアスなノリを求めて読み進めていたら、いつの間にか微エロの
 HENTAI展開だったというポルナレフ状態に陥る事間違いなし。

 反面、日常と非日常のギャップだったり、
 アスナをひたすら守ろうとする主人公を見たいという方にオススメ。
 ギャップに関しては、急に一転し非日常に落ちる等、
 一気にシリアスに落とされるので見ていて面白いです。

 アンチネギじゃないというところも人によってはポイント。

 キャラ崩壊も一部していて、特にアスナとネギに関してブレイク。
 病的なまでに主人公に依存するアスナの何と可愛らしい事か…
 本当に可愛いんですよ彼女、後半になってくると特に!
 今まで見た二次SSアスナ中でTOPクラスの可愛さです、はい。

 あ、ネギはHENTAIチックになりますので注意w

 ほかにキャラだと月詠がかなり良い味を出している作品ですね。
 狂いっぷりと可愛らしさが上手く表現されてます。

 作品は完結しているのですが、少し尻切れトンボな印象。
 …といっても、此処で終わるのも1つの方法かなと思えてしまいます。
 個人的にはもう少し長くやってほしかったな〜


 因みにノクターンノベルズ(R-18)にて
 外伝の「淫・鏡の裏の殺人鬼」を連載中。
 主人公は平常時、普通に女性を口説き、反応を見て楽しみ、
 更にはホテルに連れ込もうとする変態で本編だとやりすぎじゃね?
 とも思える描写が多々あり、色々とリビドーが溢れそうになりますが、
 ノクターンで更にはっちゃけてくれるのは読者として嬉しい限りw

 最後に、自分は主人公と1つだけ相容れない点があります。

 自分はスパッツが大好きです(ぁ
 あのピッチリ感のよさが何故わからん!!!


 2012/03/15 にじファン二次創作規制により個人HPに移行。




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