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ロイターHP改ざん シリア情勢で偽記事8月4日 15時41分
内戦状態に陥っているシリア情勢を伝えるロイター通信のホームページが、ハッカーから攻撃を受けて改ざんされ、「反政府勢力が主要都市から撤退している」などとするうその記事が、一時、掲載されました。
ロイター通信によりますと、3日、ロイターの複数の記者のブログがハッカーの攻撃によって改ざんされ、うその記事が掲載されたということです。
このうち、シリアの反政府勢力、自由シリア軍のリーダーにインタビューしたと偽った記事では、政府軍との激しい戦闘が続くシリア北部の主要都市アレッポから自由シリア軍が撤退中だと語ったとされていました。
この記事について、ロイターは、そのようなインタビューは行っておらず、現地の記者からの報告では自由シリア軍はアレッポから撤退していないとして、うその記事を削除しました。
また、自由シリア軍も「インタビューは受けていない」という声明を出し、シリア政府の仕業だとして非難していますが、誰がブログを改ざんしたのかなど詳しいことは分かっていません。
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