出た!恐怖の白目式腕固め
2012年08月05日 12時00分
新日本プロレス「G1クライマックス」(4日、愛知県体育館大会)、Aブロック公式戦、ミスター・永田裕志が天才児・丸藤正道との注目の初シングルを制した。ノア6・3名古屋大会のタッグ戦以来となる激突で、永田は序盤から丸藤のスピードにかく乱された上、左足集中攻撃に苦しめられる。それでも10分過ぎ、タイガーフロウジョンを切り返すと、今G1初の白目式腕固めが発動。キラー永田の降臨に、名古屋っ子たちも8月の暑さを忘れ恐怖に震えるしかない。
さらに直後の丸藤のタックルにヒザ蹴りを合わせた永田は、頭部に右ハイキック一閃。最後は十八番の岩石落とし固めを繰り出し激闘を制した。
初戦こそ落としたものの、逆襲の2連勝で白星を先行させた永田は「持ってきたね。(G1に)14回も出て、14年も修羅場くぐって来てるんだ。乗り越えてきた人間の強さを見せないとね」とニヤリ。