• トピックス
• スポーツ
• プロレス
• エンタメ
• ノンセクション
• レース

• プロレス
• 女子プロレス

 　スターダム５日の東京・後楽園ホール大会でワールド・オブ・スターダム王者・高橋奈苗（３３）に挑戦する極悪不良娘・世Ⅳ虎（１９＝写真）が、人生初の空爆弾発射を予告した。

　まさか、まさかの光景だ。本紙記者を公園に連れ出した世Ⅳ虎は、高さ４メートルはあろうかという遊具を上りきり、ヤンキー座りでＶサイン。滞空時間はたったの１秒。下りる時は両足がプルプル震えていたことはここだけの秘密だが、長年苦しんだ高所恐怖症の克服を宣言した。

　怖いもの知らずの世Ⅳ虎が唯一、尻込みしてしまうのが高いところだった。「みんなで遊園地に行っても一人だけジェットコースターに乗れずに待っていた」。レスラーデビュー後、トップロープにはなんとか上れても、技を放ったことは一度もない。

　しかし、王座戦では“空飛ぶ世Ⅳ虎”が切り札になる。「本気で高橋奈苗をぶっ潰しにいくためにコーナートップから何か技ができれば勝てるんじゃないかと。これが後楽園で出たら勝てるよ。高橋奈苗のない胸を潰してやる」と世Ⅳ虎はふてぶてしく挑発した。より威力を与えようと体重も増量中だ。高橋とは１戦１敗。借りを返す準備は整った。「ウチのために高橋奈苗が防衛してきたと思ってる。自分が赤いベルトを巻いて一気に頂点に立つ」と世Ⅳ虎は鼻息を荒くした。