キャプテンが吉田に闘魂注入!?
2012年08月04日 12時00分
新日本プロレスのキャプテン・ニュージャパン(年齢不詳)が、ロンドン五輪への“緊急参戦”を宣言。迷惑なことにレスリング女子55キロ級で3連覇を目指す吉田沙保里(29=ALSOK)への闘魂注入を約束した。
「私の友人である平澤(光秀)君に応援を頼まれてね。ここはひとつロンドンに飛ぼうじゃないか。私が会場でパワーを送るよ」
平澤の父・光志さんと吉田の父・栄勝さんが専修大学レスリング部の同級生だったことから、平澤と吉田は幼少時代から練習を共にした旧知の間柄。2009年に挙げた平澤の結婚式には吉田が祝福に訪れた。また高校時には英国・マンチェスターで行われた世界選手権に揃って出場したこともある。
今ではずいぶん差をつけられた上に“友人の友人”というプロレス界特有の複雑な人間模様となってしまったが、吉田の偉業がかかる大一番には特別な思いがある。空が飛べると自称するキャプテンは、堂々と不法入国を予告。すでに日の丸を刺しゅうした新マスクを作製しており、現地入りして闘魂を注入するつもりだという。これで会場係員につまみ出されたら、日本の恥だ。
新日プロは真夏の採点「G1クライマックス」が開幕しているが、不出場のキャプテンはどこに行っても影響はない。「3連覇したら、君もスーパーヒーローの仲間入りだな! 頑張りたまえ」と、女王・吉田へなぜか上から目線でエールを送ったキャプテン。妙なマスクマンが会場をウロウロして、女王の気が散らないことを祈るばかりだ…。