【東京】江戸川区花火大会 復興の祈り込め 夜空に1万4000発
東日本大震災の影響で昨年は中止された江戸川区花火大会が四日夜、同区上篠崎の江戸川河川敷で二年ぶりに開かれた。区内に避難している被災者ら約四百人を招待し、復興の祈りを込めたプログラムを含めた一万四千発の大輪の花火が、河川敷に詰め掛けた百三十九万人(主催者発表)を魅了した。 花火大会は午後七時十五分、五秒間で一千発を打ち上げる迫力の連発で開始。青や紫など色とりどりの花火のほか、赤い花火だけで夜空を染めるシーンも。「銀想」と名付けられた復興を祈る銀色の花火の後、金色に輝く連発花火で八時半にフィナーレを迎えた。 次々と打ち上げられる花火に歓声を上げたり、大きな拍手を送った浴衣姿の観客らは、江戸川区側が九十万人、千葉県市川市側が四十九万人で、全体では一昨年と同じだった。 PR情報
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