関塚ジャパン44年ぶり4強進出
2012年08月04日 21時56分
ロンドン五輪・サッカー男子準々決勝(4日)、日本はエジプトを3ー0で破り44年ぶりの4強進出を決めた。
酒井宏が復帰、スペインを撃破したときと同じスタメンで臨んだ関塚ジャパンが立ち上がりからゲームを支配した。
MF清武弘嗣(22=ニュルンベルク)のディフェンスからチャンスが生まれた。前半14分、右サイドでボールを奪った清武からゴール前のFW永井謙佑(23=名古屋)へ絶妙のクロス。キーパーと相手DFサードが交錯。その間を抜けた永井が右足で無人のゴールへ蹴り込んだ。
先制ゴールを挙げた永井は、ゴール直後に後ろから飛び込んできたレガジーと衝突し左足を負傷。治療後にピッチに復帰したが、直後のプレーで自ら×マークを出し無念の負傷交代。担架に乗せられピッチを後にした。
右サイドから仕掛けるエジプトペースになりかけたが、DF吉田麻也(23=VVV)を中心にしっかり守りきった。前半41分、斉藤を止めにいったCBサードが一発退場。数的優位に立った日本がペースを取り戻した。
追加点は後半33分、FKのチャンスを得た日本。清武のクロスにニアサイドでフリーになった吉田がヘッドで合わせた。そして後半39分、扇原のクロスに大津が頭で合わせ決定的な3点目を決めた。
関塚ジャパンは4戦無失点。完勝でベスト4進出。準決勝(日本時間8日、午前1時)はセネガルを下したメキシコと戦う。