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地方
荒川の水面を照らす大輪の花 2年ぶりに「いたばし花火大会」
2012.8.4 20:46
東京都板橋区の荒川戸田橋上流河川敷で4日、恒例の「いたばし花火大会」が開催された。対岸の埼玉県戸田市の花火大会と同時開催で、合わせて約1万1000発が打ち上げられ、区によると、区側だけで約52万人の見物客が夜空を彩る“大輪の花”に酔いしれた。
花火大会は区と埼玉県戸田町(現・戸田市)との間の境界変更が行われたのを記念して、昭和26年に始まった伝統あるもの。昨年は東日本大震災の影響で中止となっており、多くの区民らはこの日を心待ちにしていた。
今年は区制施行80周年になることから、8と0をかたどる花火が打ち上げられて大会は開幕。流れ落ちる光のカーテンが荒川を照らす延べ約600メートルの仕掛け花火「大ナイアガラの滝」など、趣向を凝らした花火が次々に夜空を彩った。
会場には、親子の体重の合計が80キロになるなど、80という数字にちなむ人や、東日本大震災のために区内に避難している人が招待された。
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