【千葉】手賀沼「蓮見舟」 湖沼に浮かぶハス眺め
水上の風に涼をとりながら間近にハスの花を眺める「蓮見舟(はすみぶね)」が、柏市に面した手賀沼の群生地を訪れる人たちの間で人気を呼んでいる。気軽に体験できる催しも四日に開かれる。 昭和四十年代から繁茂し始めたハスは、今では岸沿いに東西約一キロ、幅数百メートルに広がる。約二十年前からボート店が、「蓮見舟」として遊覧船を七月中旬〜八月の開花期に運航。舟を浮かべられる大きな湖沼にハスの名所は珍しく、都市近郊とあって徐々に人気に。開花する早朝に「出勤前に見たい」と乗るファンもいるという。 四日には「手賀沼ハスまつり」が、沼のボランティアガイドらでつくる実行委員会主催で開かれる。昨年に続き二回目。乗船料は通常のほぼ半額の一般五百円、中学生以下三百円。事務局長の松清智洋さんは「舟からの眺めは、ひと味違います」と体験を勧めている。四日以外の蓮見舟は予約に応じて運航している。まつりの問い合わせは松清さん=電080(5373)6813=へ。 (横山大輔) PR情報
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