牛のレバ刺しの提供が禁止となる直前の3日間に、飲食店で牛のレバ刺しを食べて食中毒を発症した患者が、全国で25人に上ったことが分かりました。

 厚生労働省は、6月28日から30日にかけて東京と秋田にある6つの飲食店で、牛のレバ刺しを食べた客ら25人が下痢や発熱などの症状を訴え、食中毒を発症したと発表しました。食中毒の原因はいずれもカンピロバクター菌によるもので、患者らの症状は軽いということです。牛のレバ刺しを巡っては先月1日から提供が禁止され、厚労省は「禁止前の駆け込み消費で発生が急増した」とみています。

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