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韓国の人権活動家 中国の拷問立証へ精密検査受診も
2012/08/02 20:06 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の人権問題や北朝鮮脱出住民(脱北者)支援に取り組む韓国人活動家、金永煥(キム・ヨンファン)氏が中国当局から拷問を受けたと主張している問題で、金氏は2日、拷問事実を証明するため病院で精密検査を受ける意向を示した。

 聯合ニュースの電話取材に対し明らかにした。ただ、金氏が中国から強制追放される形で釈放された先月20日の数カ月前から、中国当局は拷問や殴打などをやめており、傷跡はほとんど消えたように見えるという。

金永煥氏=(聯合ニュース)

 中国政府は拷問の事実はなかったと主張している。韓国政府は中国側に徹底した真相究明を促しているが、より強く対応するには拷問の立証が重要としており、精密検査で何らかの証拠が得られるか注目される。

 一方、金氏は3日に与党セヌリ党の黄祐呂(ファン・ウヨ)代表に会う予定だ。黄代表側関係者によると、人権侵害の実例を知るために黄代表が設ける席だという。

mgk1202@yna.co.kr