魂がぶつかる音。 - ほぼ日刊イケダ新聞（FUKI）

早いもので７月。
ほげ〜〜〜〜。


大飯原発再稼働、してしまいましたね。
市民が徹夜で身をはってバリケードしたら、なんと海から副大臣があがって意地でも稼働させたとか。
どんだけ再稼働させたいんよ。そこまでして再稼働させたかったんなら、きっと何か問題があった際には、その方が問題を解決しに、意地でもどんな手を使ってでも自らいってくれるということでしょう。
それだけ、問題が起きないと自信があるってことだものね。


先週の金曜日の首相官邸前のデモはみなさん、参加されましたか？
このブログを読んでくださっている方の中には、きっと沢山いらっしゃることでしょう。
なんと、１０万人以上もの人が参加したのですから！！

わたし、今まで色んなデモに参加してきましたが、今回は本当に感動しました。

私は当日、何時に行けるかわからなかったから、１人で行きました。
１人で行くのは初めてだったけど、誰か友達がいるのは確かだったから。
毎回必ず、誰かには遭遇するし。

twitterで状況を調べながら、国会議事堂の駅に到着。
3番出口は人がいっぱいででられないとのことだったので、４番出口にいった。
そしたら、すぐ後ろに、NY時代の友達がいて、久々の再会！
ほらね。
友達は男同士数人で来てて、１人で来たって言ったらビックリされた。（笑）
やっと出口から出たら凄い人！！
明らかに前回より凄い人の数。この中で友達と約束もせずに会うのは至難のワザだなと、思い、NY時代の男組の中にそのまま入ってみるか・・・と思っていたら、出口から出てすぐに
「フキ！！」とよく聞き慣れた声。
やっぱり！！
よくこのブログでもでてくる、絵本作家の松本春野の声だった。

まさか、こんなに早く出会えると思ってもみなかったから、すっごく嬉しくて、抱き合った。
春野は仕事関係の人たちやお友達と来ていた。
本当はもっと後ろの列に並ばなきゃいけないのに、そのまま春野チームのデモの列に混ぜてもらったので、比較的、前の方にはいられました。

でも、一歩も動けないくらいぎゅうぎゅう。
春野は締め切りがあるのに、来たという。
締め切りより大事なことだって。
そんな思いで来た人、たっくさんいたと思う。

デモは行進することなく、２０人くらいの列になって、車道を１車線埋めていた。
勿論歩道にも溢れた人がギッシリ。
真面目な大人しい一般的な日本人が個人的に集まってお行儀良く並んで、皆で一つの同じ想いを唱えている。素晴らしいことだ。
新しく来た人たちはひっきりなしに途切れることなく、デモの最後尾に並ぶための列を順々にきちんと整列して歩いている。
横には車が通っていますからね。

霞が関の方まで、また国会議事堂の方まで列が続いてたようですが、その列に並ぶ為の人の列がどんどんと身動きが取れなくなり、、暴動が起きるわけでもなく、徐々に車道が占拠され、気づいたら道一面、人、人、人！
その時、その瞬間の高揚感と感動は忘れられません。