さて、大地君のブログ、続きをご紹介しますね。
タイトルは「運動会の裏話」です。
=====
実は、僕も徒競走でビリじゃない可能性はほんの数%で確率は低いと思っていました。
母は「運動会に出れるようになるなんて想像出来なかった。走れるようになったんだ…。」と言っています。
僕は、ただの一回も絶対にビリはダメとは言われたわけじゃないし。
運動会のために頑張り続けろって言われたこともない。
いつか走れるようになれとか、友達に追いつけって言われたことはないです。
でも、今のままでいいとか、出来なくてもいいとは言われたことはないです。
つまりはビリでいいんだとも言われていない。でも「ビリは嫌だ!」という悔しい気持ちを慰めてもらえない。一緒に悔しがらない。頑張れよとも言わない。難しいけど…わかっているよって感じ。
それでも、たぶん誰も諦めていなかったんだと思う。そういうのを「可能性を信じる」っていうのかな?
よくはわからないけれどね。
カッコいい話ばかりだったけど、裏話もちゃんとある。
運動会の練習が追い込みに入ると、僕の生活は滅茶苦茶だった。
家でも学校でもだ。僕の大欠点の自己管理が出来なくて失敗ばっかり。
そんな僕に博士先生は言った。
「大地は頑張っている。ちゃんと出来ているようにみえる。平気そうに見える。でも、本当は違うんだね。」と言いました。
だから褒められることばかりじゃないんだ。
もう一つだけ。僕は運動会みたいに心がやられちゃうような事は、自分を追い込んで頑張らないとダメな状況にした方が頑張りがきく。
去年のように、児童係とかで忙しくて役割がはっきりしている方がいい。
僕の負担を少なくするために交流の先生達がピラミッドの時に僕の上には人が乗らないように組み分けしてくれました。
そういうのは、僕はわからなくなりました。そうなっちゃうともうチンプンカンプンになります。
でも、チーム大地は優秀なので、パパって相談したらわかりやすいように組み替えをしてくれました。
決して僕は立派じゃないし、いいことばかりじゃないけれど僕の話がみんなの役に立つなら、色んな人に教えてあげてください。
=====
「ビリばっかりじゃ情けないよ」なんてことは誰も言わなかった(含私)。
今年またビリでも、みんな顔色一つ変えず元からの生活を続けていったでしょう。
でもビリじゃなかった、って聞いた時、私は涙を流すほどうれしかったよ。
それが大地君の目標だったって、目標を達成したんだって、知ってたからね。
大地君がどんなにうれしいだろう、と思うと、大地君の友だちとしてうれしかった。
要するにね、大地君の周囲の大人は彼を人間扱いしているんですよ。
自閉っ子のパパママブログを読んで
つまんないなあと思う系統が二つある。
一つはエア差別系。社会にああせいこうせい、と愚痴ってばかりのブログ。
あともう一つはグッズ系。なんか買うと事態が変わるかとでもいうように買い物案内ばかりしているブログ。
いや、センソリーとかのためにグッズ購入はある程度必要ですよ。
でも子どもの将来のためには、まずその子の中にモチベーション育てることじゃないのかな。
実際に自分の子どもに対するときには
「敬して遠ざける」感じの人も見かける。
遠慮がある。
親が敬して遠ざける子どもを
社会(みんな)が受け入れるとは思えないんだけどね。
グッズもいいけど、社会への働きかけもいいけれど
子どもの中にモチベーション育てれば、って私は思うので
ニキさんの全面協力を得て、今そういう本を作っています。
そこでわかったのは
大地君は本当に上手に育てられているなあということ。
この子の育てられ方を、本を読んで確かめることもせずのっかって叩いた人たちは
怠慢でセンス悪いな〜と思います。
ニキさんに「世の中への恨みの抱き方」を教えてもらうと
「私って正しい道を行っているんだなあ。アンチがいるのはその証拠」と確認できたので
これからも堂々と、言うべきことは言うようにしますわ。
タイトルは「運動会の裏話」です。
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実は、僕も徒競走でビリじゃない可能性はほんの数%で確率は低いと思っていました。
母は「運動会に出れるようになるなんて想像出来なかった。走れるようになったんだ…。」と言っています。
僕は、ただの一回も絶対にビリはダメとは言われたわけじゃないし。
運動会のために頑張り続けろって言われたこともない。
いつか走れるようになれとか、友達に追いつけって言われたことはないです。
でも、今のままでいいとか、出来なくてもいいとは言われたことはないです。
つまりはビリでいいんだとも言われていない。でも「ビリは嫌だ!」という悔しい気持ちを慰めてもらえない。一緒に悔しがらない。頑張れよとも言わない。難しいけど…わかっているよって感じ。
それでも、たぶん誰も諦めていなかったんだと思う。そういうのを「可能性を信じる」っていうのかな?
よくはわからないけれどね。
カッコいい話ばかりだったけど、裏話もちゃんとある。
運動会の練習が追い込みに入ると、僕の生活は滅茶苦茶だった。
家でも学校でもだ。僕の大欠点の自己管理が出来なくて失敗ばっかり。
そんな僕に博士先生は言った。
「大地は頑張っている。ちゃんと出来ているようにみえる。平気そうに見える。でも、本当は違うんだね。」と言いました。
だから褒められることばかりじゃないんだ。
もう一つだけ。僕は運動会みたいに心がやられちゃうような事は、自分を追い込んで頑張らないとダメな状況にした方が頑張りがきく。
去年のように、児童係とかで忙しくて役割がはっきりしている方がいい。
僕の負担を少なくするために交流の先生達がピラミッドの時に僕の上には人が乗らないように組み分けしてくれました。
そういうのは、僕はわからなくなりました。そうなっちゃうともうチンプンカンプンになります。
でも、チーム大地は優秀なので、パパって相談したらわかりやすいように組み替えをしてくれました。
決して僕は立派じゃないし、いいことばかりじゃないけれど僕の話がみんなの役に立つなら、色んな人に教えてあげてください。
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「ビリばっかりじゃ情けないよ」なんてことは誰も言わなかった(含私)。
今年またビリでも、みんな顔色一つ変えず元からの生活を続けていったでしょう。
でもビリじゃなかった、って聞いた時、私は涙を流すほどうれしかったよ。
それが大地君の目標だったって、目標を達成したんだって、知ってたからね。
大地君がどんなにうれしいだろう、と思うと、大地君の友だちとしてうれしかった。
要するにね、大地君の周囲の大人は彼を人間扱いしているんですよ。
自閉っ子のパパママブログを読んで
つまんないなあと思う系統が二つある。
一つはエア差別系。社会にああせいこうせい、と愚痴ってばかりのブログ。
あともう一つはグッズ系。なんか買うと事態が変わるかとでもいうように買い物案内ばかりしているブログ。
いや、センソリーとかのためにグッズ購入はある程度必要ですよ。
でも子どもの将来のためには、まずその子の中にモチベーション育てることじゃないのかな。
実際に自分の子どもに対するときには
「敬して遠ざける」感じの人も見かける。
遠慮がある。
親が敬して遠ざける子どもを
社会(みんな)が受け入れるとは思えないんだけどね。
グッズもいいけど、社会への働きかけもいいけれど
子どもの中にモチベーション育てれば、って私は思うので
ニキさんの全面協力を得て、今そういう本を作っています。
そこでわかったのは
大地君は本当に上手に育てられているなあということ。
この子の育てられ方を、本を読んで確かめることもせずのっかって叩いた人たちは
怠慢でセンス悪いな〜と思います。
ニキさんに「世の中への恨みの抱き方」を教えてもらうと
「私って正しい道を行っているんだなあ。アンチがいるのはその証拠」と確認できたので
これからも堂々と、言うべきことは言うようにしますわ。