2009年12月15日

2009.12.15議会報告 幻の質問学校統廃合(2)

 学校を統廃合することで生じる問題点などというものは、あらかじめ分かっていたこと。あらかじめ分かっていた問題をそのまま積み残してきた教育委員会の職員は、責任能力に問題があるのではないか。

 あるいは統廃合の後から出てきた問題点だというならば、教育委員会の職員は見識が浅すぎるのではないか。統廃合で生じる問題点を想定できない職員は能力不足だ。

 責任能力に問題のある職員や、見識の浅い能力不足野の職員が中心となって行ってきたから、様々な問題が生じてきた。

 このような職員が学校の統廃合を行ってきたわけで、そして今もさらに統廃合を進めようとしている。責任能力に問題のある職員や、見識の浅い能力不足野の職員を排除し、優秀な職員に入れ替えるべき。そうでないと、桐生市の教育をめちゃくちゃにされてしまう。

 小さな子どもでも歩いて通える小学校の学区を、住民自治の基本単位と考えまちづくりをはじめているところ、はじめようとしているところがある。

 例えば池田市や名古屋市。学校は単に教育の場というだけでないことは教育委員会も分かっていると思うが、これから住民自治を考えていく上で、そのベースとなる小学校を統廃合しようとするのは、住民自治の可能性も摘んでしまう。

 だいたい、それはなんでもいいけれど、「日本一」をうたう魅力的なまちになれば、人口は増えるはず。人口が増えれば学校の統廃合なんてしなくて良い。学校の統廃合をこのまま乱暴に強引に推し進めるのであれば、亀山市長が本当に桐生を「子育て日本一のまちにしよう」と言う気持ちがあるのかどうか疑問に思う。

 市政全般に言えることだが、能力がないなら能力のある人を引っ張ってくればいい。アイデアがないなら他市の成功している事例や評判の良い施策を真似れば良い。でも、やる気がなかったら、どうにもならない。

 桐生には保育園・幼稚園から小学校、中学校、公立私立の高校も何校もあって、国立大学まである。こういうものを最大限に利用してこそ、魅力的なまちになるのでは無いかと思う。

 小学校の統廃合はすべきでない。

 魅力ある教育活動を展開することによって、桐生に若い世代を呼び込みましょう。自分の子どもに教育を受けさせるなら桐生が良いと言わしめる施策を展開しましょう。
posted by 由紀 at 17:20| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月14日

2009.12.14議会報告 一般質問制限は議長判断

今日の議会報告。

<全員協議会 10:00am->

 議会運営委員会委員長・小滝議員からの報告がありました。そして、カクハもギウンも全員一致で西牧議員の一般質問はさせないことになったと報告しました。

幾井議長:質問はありますか?

庭山:はい!議長5番!
 私は賛成できないと意見表明させていただきましたが、西牧議員の一般質問を制限する件についてうかがいます。
 まず、議会運営委員会(以後ギウン)というのは、議員の一般質問を止めさせるということを議論する場なのか。議員の一般質問を止める効力が議会運営委員会にあるのか。

小滝委員長:各派代表者会議(以後カクハ)の決定を受けて、議長がまとめた。

庭山:確か、ギウンの中だったと思うが、議長の「議事整理権で」とかいうお話しがあったかと記憶している。議長判断か。

小滝委員長:議長判断です。

庭山:それぞれの議員の後ろには票を入れてくれた市民がいる。市民の気持ちがある。そういうところからも、私は議員が望めば一般質問をさせるべきだと思うが、議長には、議員の一般質問を止める権利があるのか。法律的に問題ないのか。 

小滝委員長:議長判断です。問題ない。

 他に、石井議員が質疑をし、その中で「会派の中で私は賛成していない」と発言すると、クラブ21の議員から「会長がかわいそうだろ」「そういうことは、カイハでやれよ!」と野次が飛びました。
posted by 由紀 at 16:12| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009.12.14議会報告 今までどーりブログ書きまーす

また、ブログについても聞きました。

庭山:ブログに議員との私的な場所での会話などを掲載することについて、弁護士が問題ないと言っていることを書面で出すように議長が言ったか言ってないか。

小滝委員長:言いました。

庭山:私は書面でと言われた記憶がなく、会議録を見てみました。すると、9月14日の議運で津布久委員がこの件について「ご披露下さい」「論拠を弁護士に伺って示してほしい」と述べている。私はこれは、その範囲内のことで、一般通念上は書類提出にならないと思うが、桐生市議会では、この「ご披露下さい」「示して欲しい」ということは書類提出になるのでしょうか。
さらに11月10日の各派代表者会議の中で幾井議長が「ブログの件で庭山議員が弁護士に相談した事を議運に提出することになっている」と発言していると会議録にある。私はこれは記憶にない。

小滝委員長:庭山議員は提出すると言った。書類提出にあるかどうかはその時々による。

庭山:本件につきまして、弁護士に回答書を書いてもらいましたので、読み上げます。
回答書 1照会事項 ブログに・・・と読み上げると幾井議長が阻止する。

幾井議長:質問だけにしてください。

庭山:この回答書を読み上げた後に質問します。

幾井議長:質問だけにしてください。でないと質問を打ち切ります。

庭山:では、弁護士からいただいた回答書によると、議員との私的な場所での会話などをブログに掲載することは憲法的に問題ないということです。

幾井議長:質問だけにしてください。

庭山:質問しますよ。憲法的に問題ないので、今後も今までと同じようにやらせていただきます。よろしいですね?

 最後は大きな声で言いましたが、幾井議長が私の発言が終わらないうちに、「それは後で他の場所でやってください。コレで質問を終わります」と終わりにしてしまう。

小滝委員長:最後の質問は聞けなかったので。

・・・と答えていただけませんでした。
posted by 由紀 at 16:08| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009.12.14議会報告 私の反対討論

今日は、反対討論を4つしました。

(1)指定管理者の指定について
 まず、指定管理者制度そのものへの疑問と、その指定管理者制度に福祉施設が合うのか疑問が大前提としてある。が、今回は退職職員の再雇用が連続している団体を、非公募で指定管理者とすることは、公平性に欠け、市民の理解を得られることと思えない。よって、反対。

(2)21年度一般会計補正予算
 予防接種事業について。このワクチンがかりに良いものだとしての話だが、生活保護者と非課税世帯に限定して、全額補助というのは公平性に欠ける。厚生労働省からの実施要項では全額補助にしろとは書いてない。また国の主旨を踏まえたという答弁もあったが、自治体に裁量権があるはず。タダで行政サービスを与える弊害、また一部の市民に限定した全額補助というスタイルは市民に対して公平であるのか。再考して。

 この補正は条例改正に伴う人件費が削減が大きく影響をしている。

 人件費減額総額約2億1300万円。この金額だけを聞くとものすごく、減額されたかのように感じるが、例えば平成20年度の決算では人件費は約103億円であり、減額されたのはわずか2%程度。昨今の社会経済状況が厳しさを増す中、税収の大幅な減額が予想される中、桐生市は桐生市の身の丈にあった財政運営にすべき。人件費も含めて検討すべき。

 また過日の質疑の中で、桐生市職員の給与がなぜ国家公務員の人事院勧告に準じるのか伺ったが、明確な答弁を頂いていない。よって理解できない。

 さらに勤勉手当は、職員の成績率を反映することになっているが、その4段階に区分される勤勉手当分配率について「運用上支障がでるので公表は難しい」と答弁をもらった。職員の給与は市民の税金。その使途を明らかに出来ないのは、市民に対する背信行為。情報を明確に公表しないのはおかしい。
posted by 由紀 at 16:07| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009.12.14議会報告 目的不明な条例改正

(3)桐生市議会委員会条例の一部を改正する条例案
 これは、ギウンの一席が現在空席になっていて、これを条例改正してその一席をなくそうとするもの。
(参考:『由紀日記』2009.11.10ギウン報告(1)と(2))

庭山:会派人数構成の変更に伴い、議会運営委員会の委員の定数を改めるということですが、その目的は何ですか?

小滝委員長:カイハ人数構成が変ったからです。

庭山:会派人数構成の変化は最近のことではない。8月の臨議会や9月議会でも出来たこと。今までやらずに、なぜ今やるのか。

小滝委員長:寺口委員から提案があった。

庭山:ですから、その目的を聞いています。

小滝委員長:分かりません。

本件に関する庭山の反対討論「目的が不明な条例改正に賛成できません。以上です」

・・・ほかに言いようないじゃないですか。

言える目的なら、言ってみて〜。

(4)あと、例の卸売市場事業特別会計歳入歳出決算認定について反対しました。
posted by 由紀 at 16:06| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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