2009年12月22日

魚沼市議会(2)すてき!大桃議員の反対討論

 大桃議員は、魚沼市魚沼市まちづくり基本条例の制定について反対討論をしました。

その理由は、

(1)大半の市民は必要ないと考えている条例だから。

(2)市役所職員と市民の意識に大きな隔たりがあるから。

 会社でたとえるならば、市民は株主で市役所の職員はただの従業員。シチョウは雇われ社長で、議員も雇われ役員。市役所職員にそのような意識があるか疑問。自分たちが特権階級などと勘違いしているのではないか。そういった格差や乖離がある中、やれ協働だ、市民全員参加のまちづくりだと気持ちいい言葉で条例を定めてみても、絵に描いた餅どころか餅にもならないことは明白です。

-----------------------------------------------(以上、討論抜粋)----

 ・・・こういう「絵に描いた餅にもならない」というのどかな笑いを誘う、しかし妙に言い得ている表現は、大桃議員独特です。


 また、大桃議員は魚沼市ガス供給条例の一部改正についても反対討論しました。

 委員会で再三、人員の削減、給料の引き下げなど充分な対応を取った後、これ以上の経費削減は無理ですので市民に値上げをお願いしたい、ということでなければならない。人件費を含め経費の削減を先にやってくださいとお願いしてきました。

 その時には検討が必要だと思っているなどといっておきながら、最初の提案ありきで何も検討しない。供給量は今後の見通しで積算するのに経費は今後の計画もない。最初の案から何ら変わらないものが本会議に出てくる。委員会での発言を軽視しているとしか思えない。「意見をどうぞ」、「でも聞きません」。そんな委員会なら必要ない。ただ話し合ったというだけの実績づくりにしか見えない。

 昨今の社会経済状況が厳しさを増す中、 市が給料の引き下げ、人員の整理等で思い切った人件費の削減を含む経費削減をやらない中での、料金の値上げでは市民の理解は得られない。

-----------------------------------------------(以上、討論抜粋)----

 『「意見をどうぞ」、「でも聞きません」。そんな委員会なら必要ない。ただ話し合ったというだけの実績づくりにしか見えない。』そーだ、そーだ!その通り!そんな委員会いらないぞー!わーい、大桃さん!もっと言ってやってー!と盛り上がりましたが、ここもハイハイ議員が多数を占め、全て当局の提出どおり可決でした。
posted by 由紀 at 13:44| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

魚沼市議会傍聴(3)気の抜けたサイダーみたい

 それにしても、不思議だったのは、この二つの議案に賛成をした議員さんたちの、気の抜けたサイダーのような賛成討論。あまりの力のなさに、議会終了後、大桃議員さんに尋ねたところ、「あ、ありゃ、頼まれて賛成討論してるからだわ」。はあ?頼まれて賛成討論?なんじゃそりゃ?

 魚沼市議会では、反対討論があったときは、賛成討論がないといけないようで、賛成討論を「お頼み」することがあるらしい。だから、討論に力が入らないのか・・・。地方議会、おかしなシステム、いろいろありそうですね。

 でも、モモジさん、ぜんぜんいじめられてなかったじゃん。

 大桃議員の討論詳細はこちらをどうぞ。

桃太郎の鬼退治 魚沼市議会議員 大桃聰奮闘記
http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=545047&log=20091221
posted by 由紀 at 13:42| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月21日

市民傍聴投稿の波紋(1)

『税金の使い方で思い出すこと』という市民からの投書がタイムスに載りました。

以下、転載します。

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『税金の使い方で思い出すこと』

 「議会を傍聴しおもったこと」を読んで。高給を取っているからお金の使い方が分からなくなっているのでは?と結んでありましたが、私も投稿者と同じような感想を持った経験をしています。

 20年近く前のことですが、中通り線拡幅工事の話し合いが集会所で始まったころ、森産業跡地を桐生市が代替地として購入しました。その跡地は立地条件があまりよくなく、立ち退き希望者は1軒もでませんでした。

 当局は少しでも早くこの話を進めたかったのか、南幼稚園をこの跡地に新築移転することを決めました。私たち立ち退き地権者は集会で何度も「南小学校の空き教室に移転したら?」と提案しましたが、いずれも取り合ってもらえませんでした。

 そのころから、南幼稚園園児は減少する一方で、われわれ地元の住民は皆このことを知っていました。それなのに、一番最初に移転したのは南幼稚園です。公共施設を、市が購入した代替土地に新築移転するのですから、こんなに簡単なことはありません。議会も簡単に通ってしまいました。
 
 中通り線の話し合いが始まった時にはんたい運動も起こりましたが、この南幼稚園移転は地権当事者に移転を促すデモンストレーションだったのかという印象を私は持ちます。

 膨大な地代に園舎新築にかかった費用は大変なものです。この事業にかかった費用はわれわれの税金なのです。

 その南幼稚園は園児が減少し、今年の3月で廃園になってしまいました。

 一度都市計画に挙がった事項は、議会にまわればすんなり可決されてしまうのが現状です。こんな議員なら私はいらないと思います。各地区にはそれぞれ区長がいるのですから、その区長選出を選挙制にすれば良いと思います。桐生市から市議会議員をなくせば、全国的のも話題になります。議員の給料分を考えただけでも市財政の支出減になるのでは?

------------------------------------------------(以上、投稿文)-----
posted by 由紀 at 06:49| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

市民傍聴投稿の波紋(2)

また、田畑豊作(仮名)さんからメールもいただきました。

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 16日タイムスひろば「議会を傍聴し思ったこと」が波紋を呼んでいます。
投稿者は71歳になる、おそらくは地元の事情に詳しい方だと思いますが、
南幼稚園建設の顛末と地元民も危惧していたことをズバリと書いてくれて、
園児数がここ何年かで減ることなど容易に推測できることにもかかわらず、
建設を強行し、案の定数年で閉園。
こんなことがまかり通る議会など要らないと胸のすくような正論でした。

----------------------------------------(以上メール)---------------

 議員が地元の意見を吸い上げる役割をするから・・・というのは嘘で、どちらかというと、地元住民を(特に反対する住民を)説得してきたのが議員だったのではないでしょうか?

 しかし、そういう議員を選出してきたのは、市民の皆さんです。 

 議会は要らないんじゃないか、ということも含めて、一緒に考えていきましょう!
posted by 由紀 at 06:49| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月20日

嘘八百万円

八百といえば、嘘八百という。

桐生市議会議員の年額報酬は八百万円です。嘘八百だから、八百万円なんかい?

・・・と、老人会の忘年会でジェントルおじいちゃんに聞かれました。そうなのかな。
posted by 由紀 at 01:14| 未分類 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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