都内に住む70代の女性が、太陽光発電の会社社員を名乗る男から社債の購入を持ちかけられ、1億2600万円をだまし取られる事件がありました。

 警視庁によりますと、5月初旬、杉並区に住む70代の女性の自宅に太陽光発電の会社社員を名乗る男から社債の購入に関する電話がありました。男は、「会社が上場すれば、債券の価値が跳ね上がるので購入してもらい、後で高値で買い戻したい」などと言って、現金合わせて1億円をだまし取ったということです。男は、6月下旬にも「上場の話が金融庁にばれたので預金を差し押さえられる恐れがある」などと言って、女性から2600万円をだまし取り、その後、連絡が取れなくなったということです。警視庁は、背後に大規模な詐欺グループが関与している可能性が高いとみて調べています。

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