後半13分、佐々木監督はMF川澄奈穂美(INAC神戸)を投入した。このときニューカッスルで同時刻に行われていた試合は2-1でスウェーデンがカナダをリードしていた。
■途中出場の川澄にも…
スウェーデンが勝つなら、日本が1点を奪って勝っても2位となる。佐々木監督は川澄に引き分けを指示したわけではなかった。ただ、こう言ったという。
「ほかの選手はこのままでいい。ただ、カットインからのきみの素晴らしいシュートだけはやめておいてくれ」
岩渕に代わって左MFにはいった川澄は、タッチライン沿いでボールを受けてはバックパスするだけで、何もしなかった。
佐々木監督の狙いどおり、なでしこジャパンは0-0で引き分け、2―2の引き分けとなったスウェーデン(1位)に首位を譲り、2位となった。
■準々決勝突破への強い思いの表れ
準々決勝は、日本の試合の5時間後にキックオフされた英国との試合で敗れたブラジルと、カーディフで対戦することになった。
なでしこジャパンは最初の2試合をコベントリーで戦い、第3戦を戦うためにカーディフにやってきた。その移動で疲れ切り、「移動なし」を選んだのだという。
しかし男子U―23代表は、第1戦グラスゴー、第2戦ニューカッスル、そして第3戦コベントリーと転戦し、準々決勝はマンチェスターかニューカッスルとなる。そのタフさと比較すると、何と“ひ弱”になってしまったのだろう。
佐々木監督は批判を承知のうえで2位となることを選んだ。それは、何が何でも準々決勝を突破しなければならないという強い思いがあるからに違いない。
準々決勝を突破できれば、メダルは目の前。悪くても前回と同じベスト4だ。
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アスレチックス | 4 - 1 | ブルージェイズ |
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レイズ | 2(終了)0 | オリオールズ |
タイガース | 10(終了)2 | インディアンス |
ホワイトソックス | 8(終了)6 | エンゼルス |
レッドソックス | 5(終了)6 | ツインズ |
ヤンキース | 6(終了)3 | マリナーズ |
ロイヤルズ | 3(終了)5 | レンジャーズ |
ドジャース | 5 - 1 | カブス |
パドレス | 3 - 1 | メッツ |
フィリーズ | 2(終了)4 | ダイヤモンドバックス |
ブレーブス | 4(終了)1 | アストロズ |
ナショナルズ | 7(終了)4 | マーリンズ |
ナショナルズ | 2(終了)5 | マーリンズ |
カージナルス | 9(終了)3 | ブルワーズ |
レッズ | 3(終了)0 | パイレーツ |
ロッキーズ | 4(終了)16 | ジャイアンツ |
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