タレント、放送作家のテリー伊藤氏(62)が、自身がメーンパーソナリティーを務めるニッポン放送「テリー伊藤 サンデーのってけラジオ」(日曜・後1時半)で、読売新聞グループ本社・渡辺恒雄会長(86)と対談することが3日、決まった。両氏がラジオで対談するのは約7年ぶり。好調巨人や、レイズを自由契約になった松井秀喜選手(38)のことなど「真剣勝負の話を、腹を割って話したい」とテリー氏は意気込んでいる。放送は今月26日。
毒舌のテリーが「聞きたいこと、すべて聞いちゃいます!」と、渡辺会長に鋭く迫る。2005年10月、ニッポン放送の番組で対談して以来、約7年ぶりの対談。実現に至った経緯について、同局関係者は「粘り強くオファーを出し続けた結果、快諾していただいた。渡辺会長はテリーさんがプロ野球、巨人軍を愛していることを熟知されている。それも大きかったと思う」と明かしてくれた。
前回は「原監督誕生の経緯」「小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝反対」についてトークを展開。渡辺会長は見ているテレビドラマにNHK大河ドラマの「義経」(滝沢秀明主演)、日本テレビ系「ごくせん!」(仲間由紀恵主演)を挙げるなど、ざっくばらんな内容で、大いに盛り上がった。
今回はセ・リーグ初の交流戦制覇を果たすなど、首位を快走する巨人軍、原辰徳監督(54)とのエピソードを軸に迫っていく。労組・日本プロ野球選手会が不参加を表明した来年3月の「第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」や、レイズから戦力外通告を受けて自由契約になった松井のこと、橋下徹・大阪市長(43)の政治家としての器など「新聞記者歴60年」の渡辺会長が見る日本政治についても深く切り込んでいく予定だ。
“決戦の日”を前にテリー氏は気合十分。「渡辺会長のお話は、いつもお酒の席の後のぶら下がりコメントしか聞けませんが、今回は、真剣勝負の話を、腹を割って話したいと思う」と意気込んでいる。同番組では毎週、さまざまなジャンルのゲストを招き、1週間に起こった社会、芸能ニュース、うわさ話などを紹介しているが、どんな話が飛び出すのか、注目だ。
[2012/8/4-06:00 スポーツ報知]