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遊漁船にアオザメ飛び乗り大暴れ 釣り客ら恐怖の体験
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男鹿半島の潮瀬崎から南西約15キロの沖合で31日午後8時ごろ、秋田市の釣り客ら7人が乗った遊漁船(約5トン)の操縦室の屋根に突然、全長約2メートル40センチのアオザメが飛び乗って大暴れし、船上が一時騒然となった。サメは釣り客がいるデッキに落下。釣り客が棒でたたき、鎌でとどめを刺して事なきを得た。7人にけがはなかった。釣り客は「恐ろしくて足が震えた」「海釣りには当分行きたくない」などと恐怖の体験を語った。
同市新屋豊町で釣具店を経営する菅原三多佳さん(61)は、遊漁船に釣り客6人を乗せ、同5時半ごろから、男鹿沖で真イカ釣りなどをしていた。
菅原さんによると、約80メートル下まで釣り糸を垂らしたところ、急に糸が引っ張られ、次の瞬間、船の右約2メートルの海上からアオザメが勢いよく跳び上がった。着水後、サメは船の後方から、海面から高さ約2メートルの屋根に飛び乗ったという。
サメは屋根の上で尾びれをばたつかせて無線用アンテナや集魚灯などを壊し、デッキに落下した。釣り客の一人が、長さ約45センチのアクリル製の棒で何度も頭を殴り、弱ったところを柄の長さ2メートルの鎌でとどめを刺した。
遊漁船は1日午前1時ごろ船着き場に戻り、サメは県水産振興センターに引き取られた。
(2012/08/02 14:28 更新)
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