中日スポーツ、東京中日スポーツのニュースサイトです。ナビゲーションリンクをとばして、ページの本文へ移動します。

トップ > 中日スポーツ > プロ野球 > 紙面から一覧 > 記事

ここから本文

【プロ野球】

楽天7連敗 後半戦は未勝利

2012年8月4日 紙面から

日本ハム−楽天 4回裏糸井(奥)にソロを浴びた楽天先発の辛島=札幌ドームで

写真

日本ハム7−0楽天

 日本ハムが3本塁打で快勝。2回に陽岱鋼の遊ゴロの間に1点を先制すると、4回は糸井のソロなど4長短打で3点、8回には糸井と中田の連続ソロなどで3点を加えた。ウルフが6勝目。楽天は2戦連続の零敗で1分けを挟み7連敗。

     ◇

 白星が遠い…。札幌でも楽天は勝利の女神に見放された。3投手が13安打7失点と炎上すれば、打線も右翼席の「絶対勝つぞ、イーグルス」コールに応えることなく3安打と沈黙。2試合連続、今季9度目の零封負け。後半戦は未勝利のまま。1分けを挟んでの連敗は「7」まで伸びた。

 「完璧にやられとる」。星野監督は2試合連続で三塁を踏めない惨状にお手上げの表情だった。7連敗は昨年8月5日から11日に喫して以来、1年ぶり。眠ったままの打線に闘将は「0で勝ったチームは見たことがない」とため息をついた。

 球宴前の勢いはどこへいったのか。貯金2でオールスター休みを迎えたが、後半戦は枡田や銀次といった若手のバットも湿り、得点力がダウン。後半戦勝ち星なしの泥沼に陥った。

 前半戦終了時は3・5ゲームだった首位との差は6まで拡大。3位・西武にも4ゲームも離され、逆に最下位のオリックスとは2・5ゲームだ。今がまさに踏ん張りどころ。大久保打撃コーチは「ここからはベテランだ」と経験豊富な選手にゲキを飛ばす。

 ナインにも巻き返しの気持ちはある。主将の松井は「どこかで断ち切らないと」とチーム全員の気持ちを代弁した。ちなみに、昨年の7連敗を止めたのは4日の先発・ヒメネス。混パに生き残るため、絶対に勝つしかない。 (川越亮太)

 

この記事を印刷する

PR情報

おすすめサイト

ads by adingo




中日スポーツ 東京中日スポーツ 中日新聞フォトサービス 東京中日スポーツ