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【格闘技】

内藤哲也が開幕2連勝

2012年8月4日 紙面から

◇新日本プロレス G1クライマックス<第2戦>

Bブロック、オカダ・カズチカを破り、ファンの声援に応えながら引き揚げる内藤哲也(右)=後楽園ホール

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3日▽東京・後楽園ホール▽観衆1950人(超満員)

 今年のG1の主役は内藤哲也(30)だ−。内藤がオカダ・カズチカ(24)を破り、開幕2連勝を飾った。ともに初優勝を狙うライバル同士として、意地と意地がぶつかり合う大熱戦となり、最後は内藤がコーナー最上段からのスターダストプレスでフォール勝ち。今年3月の初対戦時に敗れた悔しさを晴らした。

 開幕戦の中邑真輔戦に続き、またも内藤が難度Eの大技・スターダストプレスをさく裂させた。「俺が一番悔しい思いをしていた。オカダを認めているからこそ、きっちり倒したかった。主役は俺だ。全勝で東京に戻ってくる」。息を弾ませて、一気にまくし立てた。

 頭脳の勝利だった。オカダの左膝を徹底して狙い、変形の足4の字固めで動きを止めた。スターダストプレスは一度はかわされて自爆したが、それでも空中戦にこだわった。そのしつこさに、この夏にかける強い思いが見る者に伝わった。IWGPヘビー級王座争いでは、オカダに先を越された。オカダは2月に棚橋弘至を破って、ベルトを巻いた。内藤は直後の3月に後楽園ホールで挑戦したが、完敗。その悔しさをずっと引きずり、一時はシングルのトップ戦線から脱落しかけた。

 まだ2戦終えたばかりだがこれでBブロックでトップタイ。しかも、4日の愛知県体育館大会は休養。G1は今後、名古屋から大阪、仙台、横浜、新潟へと転戦し、11日に後楽園に戻ってくる。そのとき、内藤が首位をキープしていれば、12日の決勝進出は濃厚だ。  (門馬忠雄)

 

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