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警察の連絡ミスでJRが運休8月4日 3時34分
3日、兵庫県芦屋市の阪急電鉄の踏切の遮断機がパトカーに追われていた車に壊されたことを、警察が誤ってJR西日本に連絡してしまったため、関係のないJRの列車51本が運休するなどして、およそ2万人に影響が出ました。
3日午後6時半ごろ、芦屋市で信号無視をしてパトカーに追われたワゴン車が、阪急電鉄神戸線の踏切にさしかかった際、降りていた遮断機を壊して逃げました。
警察は、阪急電鉄に踏切の遮断機が壊れたことを連絡しようとしましたが、誤ってJR西日本に連絡してしまいました。
連絡を受けたJRは、確認のため、阪急・神戸線と並行して走る東海道線の点検を行い、およそ40分後に異常がなかったとして通常運転に戻しましたが、この間に列車51本が運休したり遅れたりして、およそ2万人に影響が出ました。
警察によりますと、鉄道会社の緊急連絡先のリストを見間違えてJRに電話をかけてしまったということで、芦屋警察署の野島章文副署長は「ご迷惑をかけ、申し訳ない。今後、このようなことがないよう、指導していきたい」というコメントを発表しました。
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