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国際
【外信コラム】ソウルからヨボセヨ 美女剣士の大泣き
2012.8.4 03:11
[外信コラム]
韓国スポーツが強い。ロンドン五輪でも成績は日本を上回りそうだ。射撃やアーチェリーなどこれまでの得意種目に加え、新たに女子フェンシングが注目されている。韓国メディアは「矢・銃・剣がさえわたる」などと伝えている。
女子フェンシングの活躍については「腕が速いヨーロッパ勢に対し速い足運びで対抗した結果」と研究成果が披露されている。勝利の裏にはしたたかな研究ありというわけだ。
ところで女子フェンシングでは韓国選手の金メダル以上に誤審事件が話題になった。誤審とともに“被害者”の申アラム選手が判定に抗議して大泣きし、試合場に1時間も座り込んだからだ。しかも申選手が“美女剣士”だったため話題は広がった。彼女の抗議風景をテレビで見ながらソウル五輪(1988年)を思い出した。あの時はボクシングで判定に不服の韓国選手が長時間、リングで抗議の座り込みをして話題になった。ただ今回は“美女剣士”とあって同情されているが。
強さの背景にはこうした勝負への執着がある。執着イコール集中力でもある。韓国では子供のころから「1番でなきゃダメ!」と教育される。と同時に、あの“美女剣士”のように、なりふり構わない正直で激しい感情表出はやはり韓国女性らしい?(黒田勝弘)
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