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大手卸売3社が酒の不当廉売 公取委、独禁法違反の疑いで警告
ビールや発泡酒を不当に安い値段で大手スーパーに卸していたとして、公正取引委員会は、大手卸売3社を独占禁止法違反の疑いで警告した。
警告を受けた「三菱食品」、「伊藤忠食品」、「日本酒類販売」の大手卸売3社は、2009年1月ごろから、ビールと発泡酒、およそ10の銘柄について、原価割れで大手スーパー「イオン」に納め続けていたという。
酒の不当廉売で卸売業者が警告を受けたのは、初めてとなる。
赤字での納品を続けた背景には、「キリン」や「アサヒ」など大手ビールメーカー4社が、販売奨励金を減らしたものの、その分の値上げをイオン側が受け入れなかったことがある。
このため公取委は、1日付で、イオンやビールメーカー4社に対して、卸売業者から値上げの相談があった場合は、十分な協議を行うよう協力を要請した。
警告を受けた「三菱食品」、「伊藤忠食品」、「日本酒類販売」の大手卸売3社は、2009年1月ごろから、ビールと発泡酒、およそ10の銘柄について、原価割れで大手スーパー「イオン」に納め続けていたという。
酒の不当廉売で卸売業者が警告を受けたのは、初めてとなる。
赤字での納品を続けた背景には、「キリン」や「アサヒ」など大手ビールメーカー4社が、販売奨励金を減らしたものの、その分の値上げをイオン側が受け入れなかったことがある。
このため公取委は、1日付で、イオンやビールメーカー4社に対して、卸売業者から値上げの相談があった場合は、十分な協議を行うよう協力を要請した。
(08/01 22:48)