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◆ロンドン五輪サッカー女子準々決勝 ブラジル─日本(3日、カーディフ・ミレニアムスタジアム) 絶対負けられない準々決勝へ、沢が全身全霊で戦う。サッカー女子のなでしこジャパンは2日、ブラジル戦に向け非公開練習。今大会で「五輪は最後」と公言しているMF沢穂希(33)=INAC神戸=は、負ければ終わりの大一番にサッカー人生のすべてを懸ける決意を示した。同じ練習場で調整していた憧れの英国男子代表主将のMFライアン・ギグス(38)=マンチェスターU=と握手を交わし、2大会連続の4強進出へ闘志を高めた。
柔和な表情の裏に、秘めた覚悟が見えた。「持っている力をすべて出したい」。沢が静かに、そして、力強く口を開いた。「失点は絶対ゼロ。前半は0―0でいい。そして、どんな形でもいいからネットを揺らしたい」。なでしこを4強に導く決意を示した。
「ロンドンが最後の五輪かも知れない。集大成としてメダルの結果を残したい」。7月2日、サッカーでは男女通じて初の4度目の五輪代表に選ばれたメンバー発表会見で言い切った。佐々木則夫監督(54)も、沢自身も「最も重要な試合」と設定するのが準々決勝。負ければメダルの可能性が消える―。「絶対やってやる、という気持ちがある」と珍しく強い口調で自らに言い聞かせた姿には、3月に良性発作性頭位めまい症を発症した影響をみじんも感じさせなかった。指揮官も「どちらが勝ちたい思いが強いか、です」と、技術ではなく、強いハートの重要性を強調した。
「苦しいときは私の背中を見て」とゲキを飛ばした08年北京五輪と同様に若手を鼓舞してきた。だがこの日の練習は、にわか雨の影響もあって満点とはいかなかったようだ。「選手間に温度差がある」と、若手の気迫に若干の物足りなさも感じたようだが「みんな、目標はメダルで変わらないから大丈夫」と笑顔。持ち前の勝負強さが生きるのでは、という質問には「プレッシャーをかけないで」と苦笑いしながら「経験は生かせるなと思う」とうなずき、イレブンをけん引することを誓った。
練習後には、夢に見た瞬間が待っていた。準々決勝をともにカーディフで行う英国男子代表が同じ練習場で調整。ひげ面の“師匠”を見た瞬間、33歳が少女のように目を輝かせた。沢が「写真撮って! 2ショット!」と報道陣に頼むと、様子を見ていたギグスは笑みをたたえてカメラの前に立った。ご当地カーディフ出身の“生きる伝説”と握手。さすがの沢も「こうやって会えるのは特別なこと」と頬を染めた。「ボランチになった時にマンチェスターUの試合をよく見ていたんです」。それだけ大きな影響を受けた選手だったことを明かした。
08年に佐々木監督が就任後、トップ下からボランチへの転向を打診され「私のポジションがなくなった」と落ち込んだ。しかし、当時、34歳にして左ウイングからボランチに転向し、すぐに順応したギグスのプレーに目を奪われた。「あした(ブラジル戦)のいいモチベーションになります」。大きな試合になるほど力を発揮したギグスに、負けたら終わりの戦いを勝ち抜く勇気をもらった。爆発の準備は整った。
(2012年8月3日06時03分 スポーツ報知)
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