清水戦のレフェリー追放=アゼルバイジャン選手優遇―ボクシング〔五輪・ボクシング〕
(時事通信)2012/8/3 5:48
1日の試合でアブドゥルハミドフは3回に防戦一方となり、再三クリンチで逃れリングに倒れ込むなどした。しかし、レフェリーはダウンを取らず続行を指示。そのまま判定となり、22―17で同選手の勝利が告げられた。
試合後、清水側の提訴が認められ、清水のRSC(レフェリー・ストップ・コンテスト)勝ちに結果が覆された。AIBAの呉経国会長(台湾)は「このような処分を下さなければならず非常に遺憾。今後も競技の公正さとフェアプレー精神を高めていくため、あらゆる手段を講じていく」とコメントした。
英BBC放送は昨年、AIBAが今大会でアゼルバイジャンに金メダル2個を保証する見返りに1000万ドル(約7億8000万円)の貸し付けを受けたとの買収疑惑を報じた。AIBAは疑惑について、事実無根との調査結果を発表している。
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