アメリカにいるとボキャブラリーが1000個もあれば十分に英語で生活できるような気がします。特に動詞は、get, take, haveなどのベースとなる動詞がいろいろな使われ方をしています。
昨日訪問したクライアントオフィスで会議室に通された時のこと。
"Would you like anything to drink? Water, coffee, tea?"
"I'd like some coffee, please."
"How do you take it?"
"Some cream would be nice. Thank you."
もうおわかりになったでしょう?
この時のitはコーヒー。Takeは「飲む(受け入れる)」というニュアンスです。
あなたはそのコーヒーをどのようにお飲みになりますか?
⇒ コーヒーに何か入れますか?
という意味なのです。
How would take it? はハンバーガーを頼んだ時のケチャップとマスタードをつけるかつけないかのオプションや、紅茶をミルクティーにするかレモンティーにするかなど、オプションがある時に良く使われます。
How would like it?
という言い方もあります。まったく同じ意味です。
また脱線しますが、How would like it?をHow do you like it?に変えると、「気に入りましたか?」「いかがですか?」「おいしいですか?」という意味に使われます。
"Would you like to try this wine?"
"Okay, thank you."
"How do you like it."
"It's very good. I like it very much. Which label is it? "
When it comes to coffee, I like mine black.
Wordから始まってTalkと続いてきましたが、もう一つ関連する表現をご紹介します。
それはTo talk someone out of it. 諦めるように説得するという意味です。
~さんと話をして、itから脱出(out)させるというイメージを掴むと覚えやすいかも知れません。
用例:
He said he was thinking to quit the current job.
Oh, no. I have to talk him out of it.
彼、今の仕事を辞めたいなんて言ってたわよ。
あらまあ、説得して止めなくちゃ。
メールやレターなどでも使える表現ですが、どちらかというと口語寄りなので、かしこまった文書などではto convince someone to change his mind とか、to convince him to reconsider などの表現を考慮しましょう。
To reconsider は読んで字の如く、「考え直す」という意味で、使い勝手のよい用途の広い単語です。
ミッキー・グレース
ここ数年は、名古屋大、東北大COE特別講義や企業ワークショップを通じて、国際人育成・地力英語教育にも尽力。
カリフォルニア大学サンフランシスコ(UCSF)小児精神科修士、千葉大学看護学部卒。実は白衣の天使だった!?
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