原子力規制委の田中委員長候補、国会で所信表明 ツイート
2012/08/02
所信を述べる田中氏
衆参両院の議院運営委員会は1日、原子力規制委員会の田中俊一委員長候補 (元原子力委員会委員長代理) を国会に招き、所信聴取を行った。 原子炉の 「40年運転制限制」 について、田中氏は 「古い原子力発電所の安全性を確保するために必要な制度。 40年を超えた原発は厳格にチェックし、要件を満たさなければ運転させないという姿勢で臨む」 と強調した。 その一方で 「一律に (40年で) だめではなく、新しい規制・基準に合致しているかを判断していく」 と述べた。
田中氏は東京電力福島第一原子力発電所事故後、福島県内で除染活動などに取り組んできたことを説明。 その上で、委員長を引き受けた理由に関し 「福島の皆さんの顔を思い出し、国民が納得できる原子力安全規制に取り組む。 立地地域に暮らす人々のために身を投げ出すべきではという思いに至った」 と語った。 (本紙2面より抜粋)
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