東北電、被災現場で訓練兼ね配電復旧 7支店合同で ツイート
2012/08/01
電柱の撤去作業をメーンに行われた7支店合同技能訓練
東北電力配電部門はこのほど、同社岩沼営業所 (岩崎雄一郎所長) エリア内で 「7支店合同技能訓練」 を行った。 技術・技能の向上や東日本大震災からの復旧活動で得た知見を次世代に継承することを目的に、全支店から合計35人が参加。 津波に遭った被災現場を舞台に、電柱や高圧線の撤去などを行い、訓練と実作業を兼ねた。 来賓として矢萩保雄副社長らが視察に訪れ、参加者を激励した。
例年、配電部門では 「全店技能競技大会」 として、競技性を重視しながら技術力向上を図ってきた。 しかし、今年は震災影響を踏まえ、岩沼営業所エリア内の実線路である 「鳥の海枝線」 での復旧工事に主眼を置き、「作業現場における5Sと指差呼称の徹底」 を基本テーマとして、訓練の要素も盛り込んだ。
宮城支店を代表して訓練に参加した塩釜営業所配電技術サービス課の伊藤哲さんは 「がれきなどが残り足場も不安定なため、予想以上に大変だった。 先輩たちの作業も間近に見ながら、迅速・安全に進められるように心掛けていきたい」 と話した。 (本紙5面より抜粋)
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