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大分 誤った交通標識で9年間取締り
8月2日 22時44分

大分県内の2か所の市道で、誤って表示された交通標識を基に、最長で9年間にわたって取締りが行われていたことが分かり、警察は、過去にさかのぼって違反点数を取り消すとともに、納付された反則金を返す作業を進めています。

大分県警察本部によりますと、このうち別府市の市道では、車の通行を禁止する時間帯を誤って表示した交通標識を基に、先月までのおよそ9年間にわたって交通違反の取締りが行われ、30人を超えるドライバーに違反の切符が交付されたということです。
また、豊後大野市では、一時停止の必要がない場所に一時停止の標識が設置され、これに基づいて、先月までのおよそ4年間で13人に違反切符が交付されていました。
誤りに気付いたのは、規制の内容を不審に思った警察官だったということで、県警は過去にさかのぼって違反の点数を取り消すとともに、誤って納付された違反金を返す作業を進めているということです。
大分県警察本部の三田村英勇交通部長は、「誤った取締りにより、ご迷惑をおかけした方々へ深くおわび申し上げます。今後、再発防止に向け指導を徹底してまいります」と話しています。

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