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秋田火力3号で火災 東北電が運転停止 安定供給は維持
2日午前4時45分ごろ、秋田市飯島の東北電力秋田火力発電所3号機(出力35万キロワット)のボイラー側面から火炎が上がり、周辺の配管などが焼けた。けが人はなかった。火災により、3号機は同日午前5時15分ごろ運転を停止した。 東北電によると、焼けたのはボイラーの側面で、地上約15メートルの部分。火災警報機が作動し、発電所員が火炎を確認した。ボイラーを手動で停止させ、所員が消火作業に当たった。同社や消防が詳しい原因を調べている。 秋田火力3号機は、1974年運転開始。2年に1度の定期検査を昨年1月に終えていた。3号機の運転再開の見通しは立っていない。稼働中の2、4、5号機に火災の影響はなかった。 3号機の停止に伴い、東北電の2日の供給力は約30万キロワット低下し、1453万キロワットとなったが、予想最大需要(1330万キロワット)を上回り、安定供給を維持できる見通し。
2012年08月02日木曜日
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