2012年08月02日

私が都知事になったら緑が倍増します

猛暑が続いています。7月3日に「自動販売機の緑化」について記しました。
http://dream333.seesaa.net/article/278675268.html

坂本龍馬は「策を出せ、策を」と叫んだそうです。第二海援隊の浅井隆氏からその話を教えていただきました。
http://www5b.biglobe.ne.jp/~ms-okura/wh_door9.html

今日は緑化策を2件提示します。

@校庭の芝生化
私は農家に生まれ、父母が芝生をつくっていた関係上日本の芝生の定型規格の「意味」を知っています。
その規格とはホームセンターで見る30cm角の薄っぺらい芝生ですが、なぜ薄っぺらいのかを考える必要があります。その答えは、畑から切り出した芝生が再生しなくては、農家のビジネスとして成り立たないからにほかなりません。つまり、お茶の刈り取りと同じです。新しい芽が生えるための「台」は残さなくてはいけないのです。

私の策は、畳大規格の芝生づくりです。5cmの厚さの畳サイズです。これをオリンピックの柔道場のように並べていけばすぐに使える緑の広場になります。保育園の園庭や学校のグラウンドなど、すべての広場は芝生化できます。東京都庁の都民の広場もです。

皆さんはおそらく「どこでつくるのか」と考えられるでしょう。いくつか方法がありますが、基本は畳サイズの木製プランターをつくり、埼玉県の面積に近いとされる耕作放棄地や、町中の空き地、ビルの屋上などで栽培します。30cm角で厚さ5cmのプランターなら、マンションのベランダでも栽培できます。

この畳サイズ規格の芝生の利点は「すりへった」場所を畳の交換と同じ考え方で取り換えることができるということです。もちろん、数カ月の養生も必要ありません。

私は、「武蔵野インターナショナル“さんぽ”フェスティバル」を提案していますが(いつかこのブログに記します)多摩湖、狭山湖周辺の散歩道を一時的に芝生化することも考えています。

A竹による美観向上と地球温暖化防止
竹の移植は可能です。大型プランターで適当な大きさの竹を栽培し夏場の歩道を挟むように設置します。そして上部をしならせてつなげれば、「竹」のトンネルが完成します。
もちろんすべての歩道に設置することはできませんが、バス停付近とかお年寄りの通り道などに設置すれば熱中症の予防にも効果的でしょう。

都心にプランター竹を並べた竹林を作ったら外国の方はびっくりするでしょうね。美しい竹林のなかでは、竹製の食器をつかった日本料理が提供されます。幻想的で特別な空間に竹林を持たない国からの人々は酔いしれ、日本の文化力の高さに驚嘆するに違いありません。

竹プランターは学校にも使えます。推進あるのみと考えます。

さらに、竹科の「笹」取りは新しい公共事業になり得ます。群生している「クマザサ」などをプランターに植え、屋上緑化に役立てるのです。

畳サイズの芝生、プランター竹、そして笹、組み合わせれば、無機質な首相官邸は一日で「緑化」できます。
posted by M.NAKAMURA at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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