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札幌2歳S前哨戦に刺客続々

 デビューから22連勝を継続中の世界最速スプリンター・ブラックキャヴィア(牝6、父ベルエスプリ)が、11月にオーストラリアのフレミントンで開催されるスプリングカーニバルや、12月の香港スプリントを回避することになった。管理するP・ムーディ調教師が7月30日に明らかにした。

 6月23日に英国ロイヤルアスコットのG1ダイヤモンドジュビリーSで勝利を収めた後、後駆の筋肉を痛めていることが判明。このまま引退し繁殖入りするのか、現役を続行するのか。現役に残るなら次の目標がどこになるのか、大きな注目を集めていた。英国から帰国後、検疫を受けていたウェリビー調教場から7月25日に解放されたブラックキャヴィアは、あらためて詳細に検査。結果、ケガは順調に回復しているものの、遠征の疲労が抜け切っていないとして早期の調教再開を断念することになった。ムーディ師は、9月までには同馬を共同所有する全てのメンバーと話し合う機会をつくり、最終的な決断を下したいとしている。

 オーストラリアでの報道を見ると、このまま引退の可能性が強まったとの見方が強いが、この馬の将来が果たしてどうなるか。ファンにとっては今しばらく、気のもめる日々が続きそうだ。(競馬評論家)

[ 2012年8月2日 ]

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