アンチエイジングドックとは、老化度・老化危険因子(エイジングチェック)、酸化ストレス、毛髪有害金属テストなどの検査を行い、末永く若々しい生活を送っていただくことを目指す総合的な抗加齢健診といえます。
一般の人間ドックが、病気の早期発見・早期治療を目的とした検査であるのに対し、アンチエイジングドックは、病気になる前に体の弱点や老化度を判断し、患者様お一人お一人に合った予防医療を提供するための検査です。
ラファエルクリニックのアンチエイジングドックについて
100歳を過ぎても痴呆や癌がなく、さらに介護状態にもならず、健康的に暮らしている人々を調べると、血管、筋肉、骨、神経など身体の各部分がバランス良く老化しており、身体の弱点がほとんどないことが分かりました。
これらの調査結果により、ラファエルクリニックでは、身体の各部全体がバランス良く老化しているかを患者様のニーズに合わせた検査コースにて診断・実施いたします。
例えば血管が硬くなっていると、血管が詰りやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞といった生活習慣病を発症する可能性が高くなります。
また骨量が減っていると、転んだだけで骨折しやすくもなります。
そこでラファエルクリニックのアンチエイジングドックでは、血管、骨量、筋肉力、ホルモン量などを検査して、その人の弱点となっている部分を検査・診断し、そして患者様ごとの改善点を明らかにしていくことを目的としています。
以下にラファエルクリニックのアンチエイジングドックによる検査内容をご説明いたします。
ラファエルクリニックのアンチエイジングドック内容
< 血管年齢検査 >
血管の硬さ、つまり動脈硬化度を調べます。同時に血管の詰まり具合も調べます。脈波が血管を伝わる速度を計測する「脈波伝播速度法(PWV)」と「指尖加速度脈波法」等があります。
また、ラファエルクリニックではCAVI・ABIや頸動脈エコーを使用して、詳細に動脈硬化の検査を行うことができます。
< 骨年齢検査 >
骨密度を測定します。(骨粗鬆症検査)
30代かそれ以前の若い時期から骨密度の数値が低い場合、骨粗鬆症の予防的な対処が必要です。更年期以降で骨密度の値が低い場合は、ホルモン補充療法、薬物療法などを行います。
< 筋肉・体脂肪量検査 >
体組成計という検査機器を用いて、体重、体脂肪率、BMI、ウエストヒップ比、右腕・左腕・体幹・右脚・左脚の筋肉バランス、たんぱく質量、ミネラル量、内臓脂肪などからだの組成を検査致します。
< 酸化ストレス度測定 >
身体が受けている酸化ストレス度を尿検査から判定します。
< ホルモン濃度測定 >
IGF-I、DHEA、コルチゾール、甲状腺ホルモン、男性ホルモン・女性ホルモンなどのホルモンを血液、尿検査等から調べます。
< 有害重金属検査 >
水銀、鉛、ヒ素、カドミウムなどの有害重金属が体内に蓄積しているかを調べます。
毛髪から調べる方法と、尿から調べる方法があります。
※ラファエルクリニックでは、より信頼度が高いと言われている「毛髪有害金属検査」を行っております。