ロンドン五輪で韓国人選手に対する疑惑の判定が相次いでいるとし、韓国で不満が高まっており、地元メディアは「誤審五輪 あんまりだ」(東亜日報)と大きく伝えている。
28日の水泳男子400メートル自由形予選。韓国で「マリンボーイ」の愛称で呼ばれる朴泰桓は、スタートの合図の前に体が動いたという指摘を受け、いったんは失格になった。韓国側の異議申し立てで撤回され、結果的に銀メダルを獲得したが、失格判定は「言いがかり」との批判が出た。
翌日の柔道男子66キロ級の準々決勝では、旗判定でいったん勝利を告げられたチョ準好(チョ・ジュンホ、チョは専の寸が日)が、審判委員(ジュリー)の指摘を受けた後の判定で海老沼匡に敗退した。
そしてフェンシング女子エペ個人の準決勝。申アラムが優勢のうちに延長戦が終わりかけたが、残り1秒でポイントを奪われ、負けた。韓国側は残り1秒の間に4度も攻撃できたのはおかしいと抗議したが、判定は覆らず。1日付の朝鮮日報は1面で「4年より長かった1秒」と皮肉たっぷりに報じ、時間計測員が15歳のボランティアだったことなどを指摘した。(ソウル=箱田哲也)