がんばって @ktmsm が長文を書きました

J( 'ー`)しo0O(みんな、応援してあげてね…)

12.3.11 札幌脱原発デモに参加して感じたコト

※表現を全体的に癒し系な感じに変えた。

3月11日、朝10時。札幌大通西8丁目広場に集まる人々。

近寄るなり、一番はじめに目に入ったのは「革マル派」の巨大バナー!
そして、並び立つ…のぼり!のぼり!のぼり!

いわゆるオールドアクティビストたちばかりが集まっているな、という印象。サウンドカーや、派手なコスチュームの参加者はその時点で皆無。(というか、派手なコスチュームのひとや最後までいなかったんだけど)

実際に集団のなかに入ってみると、ほとんどがやはり50代~の方々。20~30代もいたのかもしれないけど、若さはあまり感じない。

いわゆる団体同士が固まっていて、それぞれの団体が集合したというかんじ。個々人の印象は全くない。2500人集まったというよりは、数十団体が集まったという表現のほうが正しいのでは。

そんななか、スーツでデモを呼びかけたktmsmこと俺。さて、何人くらいいるかな…と思っていたが、基本ゼロ!あれれー?と思っていたら、知人が1人スーツで合流。しかもサラリーマンじゃねーしw まあ俺もだけど

のいほいさん、すみません。サラリーマンデモのトライアル版は参加者2名でした・・・

 

地味なデモ&集会

集会のおもしろくなさ。小野有五氏や、「これくらいの被曝は大丈夫!」でお馴染みの西村センセーなどが喋るけど、マジでおもしろくない。

司会もやたらと他人ごとみたいにお行儀がいい。で、いつの間にか知らない間にデモがスタート。各人、この集会でモチベーション上がったのかなあ…?

まあ、3.11には色んな意味合いがあって、亡くなった人や残された人。いまだに不自由な生活を強いられている人。そして原発事故に人生を狂わされた人。戦う人。それぞれの思いに配慮せないかんのはよくわかる。

けど、そもそも脱原発デモなんかに参加している以上は、脱原発のために声を挙げることを選んでいるわけだから、全力で声あげたらいいじゃん。騒いだらいいじゃん…なんて思うんだけど、サウンドカーは一台。それだけ。

シュプレヒコール(この呼称もなんとかならんかと思ってるけど)は「反対ー!」とか「粉砕ー!」じゃなくて「私たちは泊原発を止めます!」という表現になってて大変素晴らしいと思うんだけど、とにかくみんなのモチベーションがよくわからん。具体的には声が小さい。

鳴り物とかも特になく、とにかく地味。ポータブルなオーディオシステムを持ってきてるひとも1人しか見なかった。

こんなんで脱原発のコンセンサス広がるわけないぜ。

この絶望感、ハンパない。野田さんの放射能拡散宣言も相まって、3.11の夜は海外移転を検討しちゃったレベル。

 

2,500~3,000人集まったけど多いのか少ないのか…

東日本大震災1年:被災者と市民、祈り 集会で「脱原発」訴え /北海道 - 毎日jp(毎日新聞) http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20120312ddlk01040105000c.html

札幌市中央区では、脚本家の倉本聰さんらが呼びかけ人となった「さようなら原発1000万人アクション北海道」実行委によるデモ行進が行われ、約2500人が「原発をなくそう」と声を上げた。

主催者は3,000人と言っている(北海道の脱原発活動者によるMLから)ので、間をとって約2,750人が参加ということで以降計算する。
とりあえずデモ参加者を1人あたり人口比で比較してみる。

札幌の場合は、2,750人/2,330,000人(ベッドタウン含む札幌圏・Wikipedia「札幌都市圏」)ということで、847人に1名が参加という計算。人数的に大成功とされた東京は35,000人集まったみたいなので、35,000人/13,182,509人(東京都人口2012年2月・東京都)ということで、376人に1名が参加した計算。

とりあえずここからわかるのは、東京のほうが集まりとしては札幌の2倍以上集まったということ。つまり、けして2,750人という数値は高くはないということだ。

逆に言えば、人口ポテンシャルでいえば札幌が目標とすべき数値は、まず6,200人。

よしわかった。俺は、6000人を目標にデモをやろうじゃないかってんだ。希望は捨ててない。

 

中学生にプラカードをとられたでござるの巻

なんで希望を捨ててないかといったら、とてもエキサイティングなできごとがあったから。

デモが終わり、メシくおうぜということで狸小路のパナシェ(道産野菜のレストラン)に向かう道すがら、中学生男子4名が「原発反対ー」とか言って、こっちを見ながら近づいてきた。

からかってんのかな?とか思って、「お前ら、これ(プラカード)持ってくか?」と冗談半分で聞いたら、二つ返事で「もらうもらうー!」と大興奮。

プラカード掲げたまんま、原発反対ー!といいながら、雑踏に消えていった。

その後、俺はカミさんと、すぐどっかに捨てちゃうかなーなんて話していたんだけれど、後で友人のfacebookにあったエントリーに

帰り道、脱原発プラカードを持った中学生男子たちに遭遇!

「変な目で見られたけど、原発止めるぞ!」だって。頼もしい!

との記載。

「それって俺たちが持ってたやつ?」と確認したら、やっぱりそうだった。

なんだ、捨てたもんじゃねーな、札幌。

腐ってらんねーぞ、大人。

ということで、かなり希望が沸き上がってきた。

 

後日!

6000人目標のデモのプランをアップする。

 

追記!

2500人でも札幌のデモとしては「相当多い」レベルらしいことが判明した。

しかも、労組など各団体に動員がかかり、やっと集まった2500人なんだって。

へえ~~~~~~~!!!知らなかった~~~~!!

ということで、目標変更!!最初の目標は300人だ!!

何回かやって、それで6000人にするわ!