守れ! 相馬の野馬追い
テーマ:ブログ小野市民センター避難所へ行きました。
ここでは、 少しの間しかいられず、
歌などのエンターテイメントは できませんでした。
大変感激され、 私達も嬉しかったです。
相馬の野馬追(のまおい)とは
毎年、梅雨明けと同時期の7月23日~25日の3日間にわたり
繰り広げられる「相馬野馬追祭」の起源は、
1千有余年以上前にさか上ります。
平将門が、 関八州の武将を集めて下総国で行った軍事訓練が
その起源だと言われています。
甲冑姿の騎馬武者が、 神旗を争奪したり、
馬を素手で捕まえるなど、 勇壮な祭りとして知られています。
毎年 南相馬市、相馬市など 3神社と5地域の騎馬会から
500騎前後の騎馬が参加し、
昨年は3日間で20万人以上の人が 訪れました。
この国の重要無形民俗文化財の「相馬野馬追」は
「今年は 大震災の被害者らへの 鎮魂を願う行事として
行うこととなった」 と 執行委員会が18日に発表しました。
この中村神社は 津波で被災して傷ついた馬などを
私達を迎えて下さった「NPO法人 馬とあゆむSOMA」の
中野夏美さんの案内で、 保護された馬がいる
馬舎へ行きました。
やせ細った馬、 流された時に受けた傷が
顔面や 身体に多くついており、
かろうじて助かった馬達。
あれから3カ月、 まだアバラ骨が出ている馬達。
でも 「助かってよかったわね」と、 心の中で
早く この広場を 武者ふるいしながら
勇み走る 元気になった馬達を
山頂の相馬中村神社です。
小さな女の子を膝に乗せていました。
先程 馬舎のことろで 中野さんと御一緒 にいらした方が
秋篠宮紀さまの弟君、 獣医の川島舟氏と結婚された
これから 麻紗美さんのお父様であられる
中村神社の宮司が、 被災者の百日忌の祭事を
7時から行うとのことで、 日本中の 出羽三山の
羽黒山伏が ここに集まっており、 東京都からも
数名いらしていました。
皆さん 身支度を整えておいででした。
4名の女性の 羽黒山伏も参加しておいででした。
写真で お目にかけましょう。
ホラ貝の音が 辺りに鳴り響き渡り、
空気が 一変して厳かになりました。
中央の白い衣装をまとってらっしゃる方が
相馬中村神社の宮司の田代誠信(とものぶ)様です。
宮司を筆頭に 粛々とおひねりが始まりました。
震災・津波の被災100日目を迎え、
これから神社の下の 長友公園で
「大復興祈願・犠牲者慰霊 大採燈祭」が
行われるのでした。
羽黒山伏達の 足元をみて下さい。
大きな 採燈護摩に 火がつけられ、
相馬から 被災地全域に 鎮魂の行が
ささげられました。
この「大採燈祭」は、 震災から3カ月以上(100日)が
経過しても 混乱の先が見えず、
亡くなった家族の供養もできずにいる人達に代わって
大阪在住のミュージシャン、 岡野弘幹さんの
「鎮魂の調べ」や、 舞踏家で元東北芸術工科大教授の
森繁栽哉さんの「鎮魂の舞」で 死者を慰霊しました。
インタビューを受ける私。
1 ■相馬野馬追い
素晴らしい世界に誇る相馬野馬追い。
やせ細った馬たちを見ると、
心が痛みます。
元気に走る姿を見たいです(*^-^*)